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民主惨敗「42」も…新聞各社“予想レース”制するのは?
zakzak:民主惨敗「42」も…新聞各社“予想レース”制するのは? 2010.07.10
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100710/plt1007101351000-n2.htm
民主惨敗「42」も…新聞各社“予想レース”制するのは?_d0164331_18123760.jpg
 大波乱となりそうな7・11参院選で、大手報道各社による各党の獲得議席予測が出そろった。民主党に厳しい予測が並ぶ中、与党過半数割れでは一致したものの、50台に乗るかどうかでは分析が分かれた。中には、民主は最悪の場合、「42」という衝撃的な数字を掲げた社も。開票速報がテレビ報道の華なら、議席予測は紙媒体が選挙班を作り、巨額の予算と地方支局を総動員するなどマンパワーを投じた結晶だ。「当たるも八卦」とはいかない、社の威信を懸けた予測レースを制するのはどこか。

 「これで我々も優勝しなきゃいけないな」

 菅直人首相(63)は今週初め、サッカーW杯で活躍した日本代表の岡田武史監督(53)らの表敬訪問を受け、表情を崩した。

 日本代表はW杯前の下馬評では最低レベルだったが、ふたを開けてみれば2勝を挙げる大健闘で、列島を感動の渦に巻き込んだ。

 菅首相とすればこれにあやかり、参院選で劇的な勝利をあげて民主党を「優勝」に導きたいということなのだろうが、各社の議席予測では、どうにも厳しい数字がズラリと並ぶ。

 参院は定数242で過半数は122。3年ごとに121(選挙区73、比例代表48)が改選される。民主党の非改選は62で、60取れば単独過半数。国民新党と与党系無所属の非改選はそれぞれ3と1なので、両者が獲得議席ゼロの場合、民主党は56議席取れば与党過半数となる。菅首相は勝敗ラインを「改選の54議席+アルファ」と設定している。

 そこで、各社の議席獲得予測だが、民主党については、新聞で産経(6日朝刊)が「51」、朝日(9日朝刊)が「49」、毎日(5日朝刊)が「49~59」、読売(9日朝刊)が「50議席前後」、日経(9日朝刊)が「50前後」。通信社は共同(6日配信)が「49」、時事(5日配信)が「54議席は微妙」だった。

 もちろん、各社は数字には幅を持たせているが、最大でも民主単独過半数となる「60」に届いた社は皆無で、最悪の場合は朝日が「42」の可能性を指摘。一方で、毎日は「54議席は維持できそうだが、56に届くかは微妙」としており、他社よりも民主党が高い分析をしている。

 民主党幹部は「6月末の党の調査では、選挙区37、比例21で計58議席はいくだろう、ということだった。菅首相の消費税発言のブレ、討論や取材を避ける『逃げ菅』の姿勢が有権者の反感を買い、内閣支持率も落ちている。どこまで議席が目減りするのか」と、不安を漏らす。

 各社で差が出るのは、おおむね激戦区での当落分析と、比例での獲得数だ。中でも興味深いのは、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪の3人区。

 事実上、埼玉と大阪は「民主2人Vs自民Vs公明」、神奈川と愛知は「民主2人Vs自民Vsみんな」、千葉は「民主2人Vs自民2人Vsみんな」の戦いとなっている。

 大阪は人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」に21年間出演していたタレント、岡部まり氏(50)の順位が焦点。例えば、朝日は首位で、日経は2番手、産経と共同は4番手の評価だ。この結果、民主が2議席を取るか、民・自・公で分け合うかで見解が分かれている。

 神奈川では千葉景子法相(62)が、まさかの接戦を演じている。自民の小泉昭男氏(64)が先行し、民主の千葉氏と金子洋一氏(48)、みんなの中西健治氏(46)が残りを争う構図だ。

 多くは千葉氏も当選圏内だが、朝日は千葉氏が金子氏との3番手争いで「やや優勢」、共同は中西氏に次ぐ4番手評価になっている。

 神奈川県政関係者は「自民が抜け出し、神奈川を地盤とする衆院議員が3人いるみんなも強い。また、金子が『消費税増税反対』を明言して支持を広げつつある」と話す。現役閣僚が落選する事態が起こるのか。

 29ある1人区では、おおむね22選挙区で民主10自民12となるとみられており、青森、秋田、山形、鳥取、香川、熊本、鹿児島の7選挙区が接戦で、分析が割れている。

 12ある2人区は、民主党が他党との選挙協力も含めて2人を擁立したが、民主・自民両党で分け合う公算が大きい。朝日は静岡で「自民が一歩リードし、民主、みんなが激しく争う」として、民主共倒れの可能性に触れた。

 5人区の東京は、「民主2・公明1・自民1」が固まり、共産、みんな、自民の2人目が残りの1枠を争うとみるところが多かった。

 比例区は民主党の小沢一郎前幹事長(68)が2人区に2人目を擁立して底上げしたほか、各種団体を切り崩したことが奏功し、「20近く」が本命視されている。支持率急落を受け共同が「16」としたのが特徴的だった。

 接戦区を軒並み民主が取れば与党過半数に近づき、逆に全部落とせば「50」を下回り、菅首相の責任論や政局に発展する。

 それだけに、菅首相は民主が重点区に選ぶ全国16の激戦区を中心に行脚し、局面の打開を狙っているが、鳥取では候補者名を間違えるなど、効果は未知数だ。

 果たして、最後に笑うのは誰か。


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民主が「42」と予測した社も載せてほしかったです。
by doumin | 2010-07-10 11:30 | 政治‐2010参院選