日本の常任理事国入りに反対=中国高官が表明-米外交公電
時事:日本の常任理事国入りに反対=中国高官が表明-米外交公電(2010/11/30-12:46)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010113000357
【ワシントン時事】中国政府高官が2009年4月、在北京米大使館幹部に対し、日本の国連安保理常任理事国入りに反対する立場を示し、安保理改革に積極姿勢を示さないよう要請していたことが29日、内部告発サイト「ウィキリークス」などが公表した外交公電で分かった。
2009年4月30日付の公電によると、何亜非・外務次官(現・国連大使)は、米大使館幹部との会談で、安保理改革の議論に弾みがつきつつあることに懸念を表明。常任理事国5カ国の「P5クラブ」を「希釈」すべきではないなどと主張した。
その上で、中国の国民にとって、日本の常任理事国入りは受け入れ難いと指摘したと記されている。大使館幹部はこれに対し、オバマ政権が安保理改革をめぐる政策を決定していないとした上で、国連分担金比率が2位の日本を含まない改革は考えにくいとの見解を伝えた。
産経:日本の常任理事国入り反対 中国外務次官、米国に伝達 ウィキの外交公電で判明
2010.11.30 11:58
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101130/chn1011301159007-n1.htm
英紙ガーディアン(電子版)は29日、中国の何亜非外務次官が北京の米大使館当局者に対し、日本を国連安全保障理事会の常任理事国とすることへの反対を伝えた昨年4月30日付の米外交公電を掲載した。公電は「ウィキリークス」から入手した。
何氏は、現在の常任理事国5カ国にとって安保理改革は「良いことではない」と指摘。5カ国が10カ国になれば米中双方にとって「面倒なことになる」と述べ、改革に積極的にならないよう求めた。
その上で「中国国民は日本を常任理事国に迎えるのは困難だろう」と述べたという。米大使館当局者はこれに対し、国連予算の第2の拠出国である日本を含めずに安保理拡大の構想を進めるのは困難だと答えた。(共同)
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