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2011年 第17回統一地方選挙開票結果(後半戦)
昨日、第17回統一地方選挙の後半戦が行なわれました。 (前半戦は10日でした)

北海道内の13市長選の結果は以下の通りです。


<夕張市>候補者4名 投票率82.67%(前回の投票率は81.72%)

得票数3,569(得票率45.2%) 鈴木 直道 30歳 無所属 元東京都職員
得票数2,779(得票率35.2%) 飯島 夕雁 46歳 無所属 元衆院議員 (自民・みんな)
得票数1,440(得票率18.2%) 羽柴 秀吉 61歳 無所属 農業
得票数0,114(得票率01.4%) 笹谷 達朗 52歳 無所属 食塩販売業

夕張はすごい盛り上がりだったようですね。

当選した鈴木氏は、東京都からの出向職員です。
東京に戻る時に、地元住民から夕張市長選出馬を要請されていましたね。
選挙戦では石原都知事と猪瀬副知事が夕張入り。

飯島氏は小泉チルドレン。
佐藤ゆかり氏と片山さつき氏が応援で夕張入り。
長年ボランティア活動をされている俳優の杉良太郎氏、橋本聖子参議、
みんなの党と公明党の国会議員も夕張入り。

羽柴氏は何回目の挑戦なのでしょう?
今回は出馬を見合わせて、東北のために動けばいいのに、と私は思っていましたが。
結果は今回も当選ならず。
さらに、捨て台詞のような言葉を吐いて非常に驚きました。

 産経:「トラの写真に負けた」夕張市長選で落選の羽柴氏 2011.4.25 02:58
 >4年後の出馬については「バカな市民には構っていられない」と、
 >もう夕張市長選に出るつもりはないことを打ち明けた。

この言い方は人格を疑ってしまいますし、逆に地元民は賢かったとも言えます。




<小樽市>候補者3名 投票率61.50%(前回の投票率は67.74%)

得票数27,982(得票率41.5%) 中松 義治 64歳 無所属 元商議所役員 (民・自)
得票数24,864(得票率36.9%) 森井 秀明 38歳 無所属 元市議
得票数14,569(得票率21.6%) 佐藤 静雄 69歳 無所属 元国交副大臣

佐藤氏は農業で頑張っていると思っていたんですけどね。
何でまた。(ご長男がどうこうとか言われていたようですが)




<室蘭市>候補者2名 投票率63.75%(前回の投票率は67.30%)

得票数24,800(得票率50.4%) 青山 剛 33歳 無所属 元市議
得票数24,371(得票率49.6%) 佐藤 博 60歳 無所属 元市経済部長

はいはい良かったですねー隠れ民主党さん。
さすがルーピー鳩山のお膝元。




<函館市>候補者2名 投票率55.65%(前回の投票率は60.74%)

得票数70,739(得票率55.2%) 工藤 寿樹 61歳 無所属 元副市長
得票数57,346(得票率44.8%) 西尾 正範 62歳 無所属 現市長




<稚内市>候補者2名 投票率75.80%(前回の投票率は78.27%)

得票数11,942(得票率50.5%) 工藤  広  61歳 無所属 元副市長 (民・自)
得票数11,726(得票率49.5%) 長谷川 伸一 55歳 無所属 建設会社社長




<芦別市>候補者3名 投票率78.73%(前回は無投票)

得票数4,095(得票率36.1%) 清沢 茂宏 48歳 無所属 元市議
得票数3,808(得票率33.5%) 林  政志 71歳 無所属 現市長
得票数3,451(得票率30.4%) 三柳 純一 62歳 無所属 元副市長




<滝川市>候補者2名 投票率68.94%(前回の投票率は71.56%)

得票数12,759(得票率53.2%)  前田 康吉 56歳 無所属 元道議
得票数11,246(得票率46.8%)  田村 弘  64歳 無所属 現市長




<砂川市>無投票

善岡 雅文 61歳 無所属 元市総務部長 (民主)




<江別市>無投票

三好 昇 62歳 無所属 当選2回 現市長




<赤平市>無投票

高尾 弘明 66歳 無所属 当選3回 現市長




<三笠市>無投票

小林 和男 75歳 無所属 当選3回 現市長




<千歳市>無投票

山口 幸太郎 69歳 無所属 当選3回 現市長




<伊達市>無投票

菊谷 秀吉 60歳 無所属 当選4回 現市長




市議選、町議選、村議選の結果は、各自治体のホームページ内に掲載されています。
道知事選、道議選、政令市の市長選(札幌)についてはこちらをご覧ください。


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■道内の関連記事

毎日:統一地方選:夕張市長に30歳鈴木氏 全国最年少 道内7市長選、新人が当選 2011年4月25日 2時44分
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110425hog00m010004000c.html
 第17回統一地方選は24日、後半戦の市町村長・市町村議選と東京特別区長・区議選の投票が行われ、北海道内では7市長選▽25市議選▽12町長選▽66町村議選が開票された。財政破綻後2度目となる夕張市長選では、元東京都職員の鈴木直道氏(30)=無所属=が3新人を破り、初当選した。鈴木氏は全国最年少の市長となり、財政再建の先行きが不透明な中、難しいかじ取りを任される。

 函館市長選は新人で前副市長の工藤寿樹氏(61)=無所属=が現職の西尾正範氏(62)=同=を破り、初当選。小樽と室蘭、稚内、芦別、滝川の各市もいずれも無所属新人が当選した。7市長選の当選者は全員が新人。ほかに、25日未明までに12町長選と25市議選(総定数534)、66町村議選(同753)の当選者も決まった。

    ◇

 夕張市長選は藤倉肇前市長(70)が市議選に転出し、新人4人が立候補。08年から2年間、東京都から同市に派遣されていた鈴木氏が夕張メロンの販路拡大など首都圏とのつながりをいかした政策を訴えて激戦を制した。

 鈴木氏は30歳1カ月で、熊谷俊人・千葉市長の33歳2カ月を抜いた。記録が残る55年以降では歴代3位の若い市長となる。

 鈴木氏は「若造を選んでもらったことにお礼申し上げる。(財政再生の)厳しい状況は分かっている。夕張全体が一丸となって取り組まないといけない。愛する街のために人生をかけていく」と話した。投票率は82・67%(前回81・72%)だった。【円谷美晶、吉田競】


毎日:2011統一地方選・北海道:7市長選、すべて新人 /北海道
2011年4月25日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110425ddlk01010221000c.html
 統一地方選後半戦の市町長・市町村議選の投開票が24日行われ、選挙戦となった7市長選はいずれも新人が当選した。函館市は前副市長の工藤寿樹氏(61)=無所属=が、現職の西尾正範氏(62)=同=を破って初当選。芦別市の清沢茂宏氏(48)=同=と、滝川市の前田康吉氏(56)=同=も、それぞれ現職に競り勝った。新人同士が対決した市は▽小樽市が中松義治氏(64)=民主、自民、公明小樽総支部推薦▽室蘭市が青山剛氏(33)=無所属▽稚内市が工藤広氏(61)=民主、自民推薦--が激戦を制した。25市議選と千歳市議補選も投開票され、新議員が次々と決まった。

 ◇函館市長に工藤氏 経済・財政再建訴え支持
 07年の前回と同じ市役所トップと元ナンバー2の対決となった函館市長選は、新人で前副市長の工藤寿樹氏(61)が、現職の西尾正範氏(62)の再選を阻んだ。

 24日深夜、工藤氏の当選確実が伝わると、選挙事務所は歓声と拍手に沸いた。工藤氏は「これで戦いが終わったわけではない。函館再生のため、新しい戦いが始まる。市民の心と自分の心を重ねながら、全力を尽くしたい」と力強く述べた。

 財務に明るい工藤氏は、西尾氏の財政政策を「赤字を借金で穴埋めするサラ金的な運営」と厳しく批判した。意識改革のため、市長給与半額カットや市職員の減給を主張。経済・財政再建を前面に訴えた。現職に対する批判票も取り込み、無党派層からも一定の支持を集めた。

 西尾氏は大震災対応を最重点課題に選挙を展開。「公営住宅で被災者を積極的に受け入れ、観光支援のためプレミアム商品券や宿泊券を作る」と訴えた。

 4年間の実績を強調したものの、前回ほど無党派層の支持が集まらず失速。公立はこだて未来大への医学部設置の公約も、財源を明確に示せず、支持を得られなかった。西尾氏は「私の力不足。申し訳ない」と頭を下げた。【佐藤心哉、近藤卓資】

 ◇中松氏、初の笑顔 三つどもえ戦、競り勝つ--小樽市
 3新人が争った小樽市長選は前小樽商工会議所専務理事の中松義治氏(64)が、元市議の森井秀明氏(38)と元衆院議員の佐藤静雄氏(69)を破り、初当選を果たした。

 中松氏は午後11時ごろ、小樽市稲穂2の事務所に到着。「小樽のために頑張りたい。観光客が減少しているので、産業の疲弊にまず取り組み、緊急の経済対策を実施する。若い人が働けるよう地場産業の振興に取り組む」と抱負を語った。

 中松氏は民主、自民、公明小樽総支部、連合小樽、小樽商工会議所から支援を受け、万全の体制で選挙戦に挑んだ。若さを強調した森井氏と、衆院議員4期の実績を強調した佐藤氏は、一歩及ばなかった。【坂井友子、久野華代】

 ◇室蘭市は青山氏
 16年ぶりに新人同士の一騎打ちとなった室蘭市長選は、前市議の青山剛氏(33)が前市経済部長の佐藤博氏(60)を破り、初当選を果たした。

 青山氏は「『若い力で室蘭を変えてほしい』という多くの人の思いが当選に結びついたと思う。子供からお年寄りまで、希望の持てる室蘭の街づくりを実現させたい」と抱負を語った。

 「市政に新風を」と訴えた青山氏は、出馬表明が早かったうえ、有力企業や労働団体など幅広い支援を得て有利に選挙戦を進めた。商店街振興団体などから支持された佐藤氏は、必要な公共事業と景気対策などを訴えたが、出馬表明が3月末と出遅れたのが、最後まで響いた。【新庄順一】

 ◇前田氏、喜びの涙 保守分裂戦、田村氏の3選阻む--滝川市
 保守分裂となった滝川市長選は元道議の前田康吉氏(56)が現職の田村弘氏(64)の3選を阻み、初当選した。

 前田氏は、田村氏の2期目で起きた2億4000万円に上る生活保護費(介護タクシー代)詐欺事件と第三セクターの粉飾決算を批判。市政刷新を掲げて草の根選挙を展開した。「けじめをつける選挙で市民から良識ある判断をいただいた。責任の重さを感じている」と勝利の喜びで目を潤ませた。

 田村氏は詐欺事件について「市税を使わず返還・補てんのめどがついた」と理解を求めた。前回同様、市内の主要10団体の支持を受け、滝川市選出の道議と連携したが、新たな市政を求める流れを止められなかった。【西端栄一郎】

 ◇清沢氏、現職破る「挑戦忘れず市政運営」--芦別市
 12年ぶりの選挙戦となった芦別市長選は、前市議の清沢茂宏氏(48)が、5選を目指した現職の林政志氏(71)と前副市長の三柳純一氏(62)を破り、初当選した。

 清沢氏は地元町内会を中心に新市政を期待する市民の支持を獲得。「困難もあると思うが挑戦する気持ちを忘れず市政運営する。産業振興など将来の具体的ビジョンを示したい」と抱負を語った。

 林氏は「行財政改革を断行し、財政健全化に明るさが見えてきた」と16年間の実績を強調。市政継続を訴えたが、多選批判をかわせなかった。三柳氏は「38年間、市に勤務した経験を生かしたい」と水道料金、ごみ袋料金の値下げなどを公約したが、及ばなかった。【西端栄一郎、渡部宏人】

 ◇工藤氏も広く浸透--稚内市
 新人同士の一騎打ちとなった稚内市長選は、前副市長の工藤広氏(61)が建設会社社長の長谷川伸一氏(55)を降し、初当選した。当選が決まり、選挙事務所であいさつした工藤氏は「まだ結果が信じられない。この街の未来、子供たちの未来を、しっかりと守っていきたい」と喜びを語った。

 工藤氏は37年の行政経験をアピールし「経済、財政の自立したまちづくり」を公約に掲げた。民主、自民の推薦を受けたほか、市内の企業・団体から幅広い支持を取り付けた。前回、現職に僅差で敗れ、2度目の挑戦となった長谷川氏は、草の根選挙を展開。オンブズマン制度の導入など市政改革などを訴えたが、及ばなかった。【金子栄次】


朝日:なり手不足 妙案手探り 34町村議無投票 2011年04月22日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001104220004
■報酬増の動き
 統一選告示日の19日午後4時すぎ。蘭越町議選には現職7人と新顔2人の計9人が届け出ていたが、定数には1人足りなかった。

 4時半ごろ、元職の中島信幸さん(72)が立候補に現れた。その30分後、中島さんを含む10人の当選が決まり、選挙が終わった。

 「だれか来たら退くつもりだったが、結局来なかった。住民の代表たる議員の欠員は望ましくない」と中島さんは話す。


■「地縁・血縁が左右」
 20年ぶりの無投票となった置戸町(定数10)。現職9人が信任された形だが、「定数割れ」になった。

 「政策がすばらしいとか、議会で活躍しているとかでは票にならない。地縁・血縁がどれだけ多いかで決まる。しがらみでがんじがらめだ」。当選後、町議の1人はこう漏らした。

 今回の統一選で、道内では100町村議選が告示されたが、前回2007年を15町村上回る34町村議選が無投票。議員の担い手不足は深刻さを増している。

 選挙戦に入った町村も、事情は変わらない。

 中川町議選(定数8)は「定数割れ」が懸念されたが、結局、9人が立候補した。亀井義昭町長も地縁・血縁の弊害を指摘しつつ、「地方議会では公共性の議論が深まらない。そんな様子を見ているから、議員になろうとする人がいないのではないか」と推測する。

 このような状況について、山崎幹根・北大公共政策大学院教授(地方自治論)は「地方政治が危機的状態にある」と分析する。

 その上で「行政チェックや議会の活性化、情報公開などの活動が確保されるなら、地方議員の役割や対価に見合う報酬アップは認めていい」と提言する。削減される傾向にある議員報酬を「民主主義のコスト」とみる考え方だ。

 釧路町議会は昨年11月、議員報酬を引き上げる改正案をまとめた。4年前の町議選が、1955年の町施行以来初の無投票になったことがきっかけだった。

 ある町議は「報酬の低さから若い人が出にくい。このままだと資産のある人や定年退職した人しか手を挙げない」と危機感を持つ。

 改正案は議員の報酬を19万円から21万円に上げるため、現行定数のままだと年間7千万円近い負担増になる。行財政の再生プランを進める町は「町民の理解が得られない」(佐藤広高町長)と反対姿勢を示し、議論は休止したままだ。


■町長が4割増諮問

 一方、白老町の飴谷長蔵町長は1月中旬、議員報酬を20万7千円から8万9千円増(43%)の29万6千円に引き上げるよう、報酬審議会に諮問した。

 「今の報酬では生活できず、議員のなり手がいなくなる」との危機感が飴谷町長にはあった。報酬を上げることで、議員となる魅力を高める狙いもある。

 同町議会は08年から「通年議会」を導入。年間の活動日数は延べ204日で、導入前より約50日増えた。

 ただ議員の多くは「大幅な引き上げは難しい」とみる。町財政が厳しく、町長、職員とも給与を削減しているからだ。

 経済状況が好転しない中、仕事ぶりが見えにくい議員の報酬を上げることへの視線は厳しい。住民を代表する議員の資質とともに、その報酬が「必要なコスト」と認識される不断の努力が道内各地で続く。


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■カテゴリ:政治-2011統一地方選

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by doumin | 2011-04-25 14:29 | 政治‐2011統一地方選