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JR北海道の相次ぐ不祥事 赤字体質と極左暴力集団革マル系労組の北鉄労(JR総連所属)
北鉄労=北海道旅客鉄道労働組合が所属するJR総連は、
極左暴力集団の革マル派が浸透している組織(日本政府・公安調査庁・警察庁の見解)です。

北鉄労のHPを初めて見たとき、
なんとか闘争みたいな気味の悪いものに命をかけていそうな相当な電波が出ている上、
労働組合と言いながら、無関係なことにまで主張が及んでいて、
結局のところ何をしたいのかがさっぱり分からない不気味な雰囲気だったのと、
こんなのが乗客の命を預かる仕事をしているの?という恐怖から、
吐き気がしたのを記憶しています。



それからしばらく経って、
JR北海道の相次ぐ不祥事が頻繁にニュースになりました。
それが、2年前の2011年。
その当時は、居眠りする運転手を乗客が携帯で撮った画像や動画も、
地元では良く報道されていました。

その後、社長が遺書を残して行方不明となりました。
自殺は絶対にいけない、
むしろ、ここまで真面目な人は会社を立て直すよう頑張ってほしいし、
その能力があるはずだ、
どうか保護されますように・・・と思っていましたが、
非常に残念なことに、数日後に遺体で発見されました。

JR北海道の社長にまでなったような人がなぜ?
自殺という手段を選ばざるを得なかったほど追い詰められるってどういうこと?
と、強い疑問を感じました。
そして、北鉄労のあの異様なHPを思い出し、でもまさかねぇ・・・とうっすら考えていました。




そして今年、またもや止まらぬ不祥事。
一体どうなっているのかと思っていたら、

元木昌彦の深読み週刊誌
2013/10/ 3 17:58
http://www.j-cast.com/tv/2013/10/03185387.html?p=5
列車火災に脱線事故、267カ所にも及ぶレール異常の放置と不祥事が頻発するJR北海道に何が起きているのか。週刊文春、週刊新潮がともにやっているが、週刊文春はその背景には「革マル系労組」があるというのだ。JR北海道の現役中堅社員がこう話す。

<「JR北海道の異常な企業体質が生まれた背景の一つに労使関係がある。一例をあげれば、安全に関わることでも、労組の合意なしには義務化できなかったアル検(アルコール検査)問題があります。
二〇〇八年、会社はアルコール検知器を導入し、全乗務員(運転士・車掌)に乗務前に各自で検査するよう呼びかけた。ところが組合は『アル検は強制ではない』として組織的に検査を拒否。〇九年には国交省の立ち入り検査で、札幌車掌所の十二人の車掌が導入時から一貫してアル検を拒否していることが発覚しました。そして、その全員が北鉄労の組合員でした」>

北鉄労(北海道旅客鉄道労働組合)は全社員約7000人のうち管理職を除く84%が加入するJR北海道の第一組合である。11年の5月にはこんなことが起きているという。<JR北海道は石勝線で特急列車が脱線した後、火災が発生、乗客三九人が病院に搬送される事故を起こしている.。その後も、居眠り運転など不祥事が相次ぎ、国交省から事業改善命令を受けたにもかかわらず、アル検は拒否されていたのだ。そして事故の四カ月後には、中島尚俊社長が「お客様の安全を最優先にする」ということを常に考える社員になっていただきたい」と遺書を残して自殺する>

たしかに、北鉄労が所属するJR総連は、国会での警察庁警備局長答弁や政府答弁書などで、極左暴力集団である革マル派との関係が指摘されている。だが、これだけがJR北海道に不祥事が頻発する理由のすべてではなかろう。赤字体質からの脱却など、やるべきことは山ほどあるはずである。北海道に住む人たちが安心して乗ることができる鉄道にするために、労使双方が徹底的に話し合うべきである。


花田紀凱の週刊誌ウォッチング:革マル・金欠「JR北海道」の闇
2013.10.6 18:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131006/bks13100618000012-n1.htm
 列車火災に脱線事故、267カ所にも及ぶレール異常の放置と不祥事続きのJR北海道について、『週刊文春』『週刊新潮』(ともに10月10日号)が揃(そろ)って取り上げている。

 「JR北海道社員の8割以上が『革マル系労組』所属」(『文春』)

 「なぜ『JR北海道』はここまでデタラメな組織なのか?」(『新潮』)

 組合が革マル系の北鉄労(北海道旅客鉄道労働組合)に握られ、〈会社と組合の力関係が逆転〉(『文春』)、アルコール検査でさえなかなか実施できなかったことに原因があるとした点は両誌共通。

 だが、理由はそれだけではないと、深く掘り下げているのが『新潮』。

 理由のひとつは会社の金欠状態にあると解説するのは関西大学社会安全学部の安部誠治教授。

 〈「分割民営化する時点で、JR北海道が年間500億円以上の赤字を垂れ流すことは想定されていました。(中略)そこで、国の主導のもと、6800億円の“経営安定化基金”が設けられ、その運用益で赤字を穴埋めする仕組みがつくられたのです」〉

 ところがデフレ経済下の低金利で利回りが7・3%から4%程度に下落。年間500億円あった運用益は300億円にまで減少。

 〈「差し引き200億円分は社員数を削減(1万3000人→7100人)したり、保線や機材の交換をケチったり」〉

 『新潮』の結論は〈もはや、もう一度、“国鉄”に戻る以外に打つ手なし〉。



一番の要因は赤字体質なんでしょうけど、

>全社員約7000人のうち管理職を除く84%が加入するJR北海道の第一組合

これはすごいですね。
自殺という手段を選んでしまった前社長の心情も、なんとなく想像できなくもない。
この加入率なら相当な力を持っているでしょうし、
(仕方なく加入しているという人もかなり多いとは思われますが)
ちょっとHPを見ただけなのに、凄まじい寒気がするほどですから。

こういう思想の人々は、よく権利権利と騒ぐけれど、要は堕落なんですよねぇ。
権利ばかりを声高に主張するわりには義務を遂行せず、
都合の悪いことはスルーか責任転嫁か誤魔化すのというのが、左○思想のデフォ。
アル検拒否についても、左な人々によくある履き違えた権利のひとつにしか見えない。

乗客の命を預かる仕事をしているという自覚すらない人々が、
数に物を言わせて権利(と言うか、わがまま)を主張、
それがまかり通ってしまうという恐ろしさ。
84%と言う数字はそういうこと。
(こういう主張をする革マル系組合員が運転したり整備したりもしているのかと考えると、かなり怖い・・・)



新潮は国鉄に戻るしかないと〆ているようですが、今後どうなるのか。
赤字体質改善が一番重要だろうけど、働く人がアレでは。
体質改善と並行して、病巣を解体する必要があるんじゃないのかぁと思うけれど・・・。



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■関連リンク

全国の警察は極左の情報を募っています。
心当たりのある方は、各都道府県・市町村などお住まいの警察ホームページを検索し、
ぜひ通報を。

例:道警の場合↓

過激派(極左暴力集団)とは?
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/keibi/kagekiha/kagekiha_top.htm



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■関連記事と追記

JR北海道:レール異常放置 JR北労組、3労組に共同行動を呼びかけ 国労は会社に申し入れ /北海道
毎日新聞 2013年10月05日 地方版
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20131005ddlk01040190000c.html
(魚拓)


道新:手結べるか、JR北海道4労組 会社存続の危機も、なお不協和音
(10/13 09:14)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/497752.html
(魚拓)
 JR北海道への追加の特別保安監査を終えた国土交通省の担当者は12日夕、同本社での記者会見で、JR北海道の労使関係について「企業風土、経営全般に問題意識を持っている」と指摘した。同社内の四つの労働組合は、過去の路線対立が尾を引き、安全対策に一枚岩で取り組めないと指摘されている。トラブルや不祥事が止まらない「会社存続の危機」(野島誠社長)に、4労組はどう取り組もうとしているのか―。
JR北海道の相次ぐ不祥事 赤字体質と極左暴力集団革マル系労組の北鉄労(JR総連所属)_d0164331_14543945.gif

 4労組は、組合員の8割強が入る最大労組のJR北海道労組(6千人弱、JR総連系)と、JR北労組(600人弱、JR連合系)、国労道本(百数十人)、全日本建設交運一般労働組合北海道鉄道本部=建交労道本部(十数人)。

 今月2日、札幌市中央区のJR桑園駅に近い北海道労組の本部。北労組の田原孝蔵委員長と、国労道本の幹部ら2労組の計3人が訪れ、北海道労組の鎌田寛司委員長に文書を手渡した。

 「失われた信頼を回復すべく、各労組が一致協力して取り組むことが必要である」

 北労組委員長名の文書は、安全確保のために4労組が共同行動を取ることを呼び掛けていた。北労組は建交労道本部にも同じ文書を届けた。

 北労組によると、3労組への呼び掛けは、北労組が発足した2003年以来初めて。北労組の昆弘美書記長は「会社が危機的状況にある中、何とか手を携えようと考えた」と説明する。

 しかし、北海道労組は文書中の「(会社側が)組合の違いによらず公平公正な扱いを」などの条件が容認できないと受け入れを拒否。国労は「少なくとも3労組の参加が必要」、建交労も「対応を検討中」とする。

 その一方で、国労は4日、「人命第一の会社に生まれ変わるために抜本的な再発防止を」とする声明を発表。建交労も11日、「安全確保に万全を期すことを強く求める。企業体質や経営方針の検証を」との声明を出した。

 北海道労組は対外的な声明は出していないが、笹森哲也書記長は「原因究明と再発防止に取り組み、労使共に組織の立て直しに当たらなければならない」と強調する。

 強い危機感は4労組に共通しているのに、共同行動を取れない現実。「こんなことやっている場合じゃないのに」(北海道労組の30代組合員)と、職場内にはため息が漏れる。

 4労組が協調できない背景には、1987年の国鉄分割・民営化への方針の違いがある。民営化に反対した国労や全国鉄動力車労働組合=全動労(現・建交労)の組合員がJRへの採用で差別された不採用問題なども影を落とす。

 労使関係にも課題はある。JR北海道の小山俊幸常務(労務担当)は「良好な労使関係の維持に向け取り組んでいる。(どの組合に対しても)同じ対応をしている」と説明するが、北海道労組以外の3労組は「労使交渉の順序が後回しになっている」などとして会社側の労務政策を批判。こうした構図も組合間の溝を深くしている。<北海道新聞10月13日朝刊掲載>


JR北海道の労組は4つあるんですね。

一番多いのは6千人弱のJR北海道労組=北鉄労=北海道旅客鉄道労働組合(革マル派のJR総連系)、
次に、6百人弱のJR北海道労働組合=JR北労組(JR連合系)、
百数十人の国労道本、
十数人の全日本建設交運一般労働組合北海道鉄道本部=建交労道本部、
の順。

労組が4つもあれば、問題は色々出てくるでしょうねぇ。
会社側は大変。
労組同士の対立もあるでしょう。
ましてや、JR北労組(JR連合系)は普段から、
JR北海道労組=北鉄労=北海道旅客鉄道労働組合(革マル派のJR総連系)を強く批判し、
革マルを糾弾するとか何とかと主張してましたしね。



余談のような、訂正のような話ですが・・・。
道新記事を見て、革マル派の北鉄労はJR北海道労組に名称を変えたの?と思い、
ウェブサイトを数年ぶりに検索してみると、見当たらない。
Facebookはありましたが。
(このブログを書いたとき、もう一度北鉄労のサイトを見てみようかとも思ったんですが、出来れば二度と見たくなかったので検索していませんでした)

JR連合系のJR北労組のサイトと間違った・・・?
でも、あれよりもっと酷かったような?
まさにJR総連のサイトのような強烈な電波が出ていて、
(ちなみに、JR総連の現在のトップページは『オスプレイNo』等の大きなデモ画像でした(笑))
脱原発だの9条断固死守だの、労組と無関係な主張が細かい字でびっしりと書かれている、
所謂左○のお手本のような非常に不気味なサイトだったような記憶が・・・。

ウェブサイトを閉鎖してFacebookに移行した可能性もあるけれど、
このブログ記事の一番上に書いた、
>北鉄労のHPを初めて見たとき
の部分は、勘違いの可能性があります・・・。





AERAが労組と前社長について報じました。

AERA 2013年10月14日号:自殺したJR北の社長 遺書に書かれた意味深な言葉 (更新 2013/10/14 11:30)
http://dot.asahi.com/news/incident/2013101100022.html
 列車火災に脱線事故、レール異常の放置。JR北海道の不祥事が止まらない。人の命を預かる鉄道会社として、もはや失格だろう。「乗客の安全最優先」を共有できているのだろうか。

 ほかの鉄道会社と比べても、JR北海道で突出して事故が起きているのは事実だ。その問題の根底に流れる組織的な弊害として指摘されているのは、大きく二つある。社内規律が守られていないこと、そして職場のコミュニケーション不全だ。そこに労組の存在が大きくかかわっているようだ。

 そもそもJR各社は、西と東で主要労組が分かれている。JR北海道は、JR東日本とともに「JR総連」傘下の組合が強く、JR東海以西は「JR連合」傘下の組合が強い。JR総連は、旧国鉄時代に運転士らで組織された「国鉄動力車労働組合」(動労)の流れをくみ、一方のJR連合は1992年、このJR総連から「旧鉄道労働組合」(鉄労)系が脱退する形で誕生した。以来、両者は激しく対立してきた。

 JR北海道の場合、最大労組の北海道旅客鉄道労働組合(JR北海道労組)は、全社員約7千人のうち、実に、管理職を除く84%が加入する圧倒的な数を誇る。それだけに会社側は、その対応に神経をすり減らしてきた。その端的な例の一つが、アルコール検知問題だ。

 JR北海道は2008年11月、アルコール検知器を導入し、運転士・車掌に乗務前の検査を呼びかけた。ところがJR北海道労組は、検査は強制ではないとして、組合幹部らが「前日に飲んでいなければやらなくていい」という理由をつけて拒否し続けたという。11年10月には朝日新聞がこの問題について、検査を義務化していないのはJR各社のなかで北海道だけだと報じた。

「それでも会社は『乗務員の自主性を重んじながら取り組みを進めたい。検知器の使用を全員に強制することは検討していない』などと組合にすりよった。会社は組合との対立を避けるため、腰が引けた対応に終始してきたのです。ようやく検査が義務化されたのは、昨年のことでした」(JR北海道社員)

 さらに11年5月に起きた石勝線脱線事故では、火災などによって79人の負傷者を出し、国交省から事業改善命令を受ける事態となった。そして、その4カ月後、事故対応を進めていた当時の中島尚俊社長が自殺した。社員に向けた遺書には、

〈「お客様の安全を最優先にする」ということを常に考える社員になっていただきたい〉

 と書かれていた。その真意はわからない。しかし、自殺直後の記者会見でも、背景に「労使関係」があるのではないかとの質問が出たのは、偶然ではなかろう。





日経でアンケート。

JR北海道、なぜ不祥事相次ぐ?
第164回
2014/1/25 6:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2404J_U4A120C1000000/

結果
http://www.nikkei.com/news/survey/vote/result/?uah=DF240120147614




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by doumin | 2013-10-07 13:37 | 社会