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朝鮮総連中央本部を落札し転売したマルナカHD、総連の不服申し立てで所有権移転が遅れたと賠償請求→棄却
朝鮮総連中央本部の土地建物を落札できてしまったマルナカホールディングス(高松市)は、
「総連側に再び売却したり貸し出したりするつもりはない」
「明け渡しを求めていく」
などと当初は述べていたものの、結局は転売。
そのうえ、
「総連側が不当な不服申し立てで所有権の移転に時間がかかった」
として、1億円の損害賠償を求め提訴していました。


そして2015年10月30日、東京地裁はマルナカの請求を棄却しました。

産経:マルナカの請求を棄却 朝鮮総連本部競売訴訟
2015.10.30 11:48
http://www.sankei.com/affairs/news/151030/afr1510300022-n1.html
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物を落札した不動産業マルナカホールディングス(高松市)が、朝鮮総連に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(松村徹裁判長)は30日、請求を棄却した。

 訴えによると、マルナカは昨年3月、中央本部の土地建物を約22億円で落札。総連が不服を申し立てたため所有権の移転が遅れ、損害を受けたとしている。

 総連側は6回あった口頭弁論に一度も出席せず、答弁書も提出しなかったが、訴訟に参加した東京都と整理回収機構が「総連に賠償義務はない」と主張していた。

 マルナカは土地建物を今年1月、山形県の不動産会社に約44億円で転売した。公安当局によると、その後所有権は事実上総連側に渡っており、継続使用される見込み。



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■追記

時事:朝鮮総連に賠償義務なし=競売落札業者が1億円請求-東京地裁
(2015/10/30-12:18)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015103000060
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000063-jij-soci
http://getnews.jp/archives/1223248
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物の強制競売で、総連が最高裁への不服申し立ての際に供託した1億円をめぐり、不当な申し立てだったとして、落札した高松市の不動産業者「マルナカホールディングス」(マルナカHD)が同額の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であり、松村徹裁判長はマルナカHDの請求を棄却した。
 その上で、総連に対して債権を持つ整理回収機構(RCC)と東京都の請求通り、総連にはマルナカHDに対する賠償義務がないことを確認した。


NHK:「朝鮮総連」競売訴訟 落札企業の訴え退け
10月30日 13時26分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151030/k10010288161000.html
朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物を競売で落札した高松市の企業が、手続きが遅れたとして朝鮮総連に賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は、訴えを退ける判決を言い渡しました。判決では、朝鮮総連から債権を回収するため裁判に参加した整理回収機構と東京都の請求が認められました。

東京・千代田区の朝鮮総連の中央本部を巡り、競売で土地と建物を落札した高松市の不動産関連企業「マルナカホールディングス」は、手続き中に朝鮮総連が抗告したことで所有権の移転が遅れたとして、1億円の賠償を求めました。
朝鮮総連は裁判に欠席し、反論しなかったため、朝鮮総連に多額の債権を持つ整理回収機構と東京都は「朝鮮総連は債権の回収を妨げるために敗訴しようとしている」と主張して、裁判に参加し、訴えを退けるよう求めていました。
30日の判決で、東京地方裁判所の松村徹裁判長は「朝鮮総連が抗告したのは最高裁判所の判断を求めるためで違法ではない」として、整理回収機構と東京都の請求を認め、マルナカホールディングスの訴えを退けました。
中央本部の競売では、落札額の22億円余りが債権の支払いに充てられたとみられますが、今も多額の債権が残っていて、整理回収機構と東京都は引き続き回収を進めるとしています。
判決についてマルナカホールディングスは「コメントできない」としています。
朝鮮総連は「何も話すことはない」としています。
整理回収機構は「個別の債権回収については、答えを控えたい。一般論で言えば、従来と同様、厳正な債権回収に努めたい」としています。
東京都は「われわれの主張が認められたと考えている。今後、債権の回収に努めたい」としています。


日テレNEWS24:朝鮮総連に損害賠償を…落札業者の請求棄却
2015年10月30日 16時37分
http://news.livedoor.com/article/detail/10772477/
 朝鮮総連中央本部を落札した香川県の会社が、所有権の移転が遅れたとして朝鮮総連に損害賠償を求めていた裁判で、東京地裁は請求を退ける判決を言い渡した。

 この裁判は、朝鮮総連中央本部の所有権を22億円で落札した香川県の不動産投資会社「マルナカホールディングス」が朝鮮総連を訴えていたもの。マルナカ側は朝鮮総連が落札決定に不服を申し立てたことで所有権の移転が遅れたとして、1億円の支払いを求めていた。30日の判決で東京地裁は「朝鮮総連の不服申し立ては違法とは言えない」としてマルナカ側の請求を退けた。

 この裁判では朝鮮総連が一切争う姿勢を示さなかったため、朝鮮総連に多額の債権を持つ整理回収機構と東京都が途中から裁判に参加し、マルナカ側の請求を退けるよう求めていた。


朝日:マルナカの請求を棄却 朝鮮総連に1億円賠償求めた訴訟
2015年10月30日21時07分
http://www.asahi.com/articles/ASHBY779BHBYUTIL052.html
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物(東京都千代田区)を競売で落札した不動産投資会社「マルナカホールディングス」(高松市)が、朝鮮総連による不当な不服申し立てで所有権の移転に時間がかかったとして1億円の損害賠償を朝鮮総連に求めた訴訟で、東京地裁は30日、同社の請求を棄却する判決を言い渡した。

 松村徹裁判長は「朝鮮総連が競売手続きに誤りがあると考えて不服を申し立てたことに理由がなかったとは言えない」とした。

 中央本部の競売をめぐっては、地裁が昨年3月、同社への売却許可を決定。朝鮮総連は不服を申し立て、東京高裁、最高裁ともにこれを退けたが、この間に売却手続きが停止した。同社は今年1月、土地・建物を山形県酒田市の不動産会社に転売した。

 今回の訴訟で、朝鮮総連側は反論をせず、朝鮮総連に対して債権を持つ整理回収機構と東京都が訴訟に参加し、請求の棄却を求めていた。


朝鮮総連中央本部売却めぐる裁判 落札した会社側が敗訴
フジテレビ系(FNN) 10月31日(土)7時5分
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151030-00000136-fnn-soci
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00307136.html


四国新聞:マルナカの賠償請求棄却/朝鮮総連本部競売訴訟
2015/10/31 10:38
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20151031000196
※抜粋
公安当局によると、その後所有権は事実上総連側に渡っており、継続使用される見込み。判決について、総連とマルナカはいずれもコメントをしなかった。



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by doumin | 2015-10-30 11:58 | 社会