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参院選出馬予定5氏の公開討論会(日本青年会議所北海道地区協議会主催)
北海道新聞:増税、普天間など討論 道選挙区出馬予定の5氏 札幌(06/20 08:17)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2010sanin/237590.html
 24日公示の参院選道選挙区(改選数2)に出馬予定の主要5氏による公開討論会(日本青年会議所北海道地区協議会主催)が19日、札幌市内のホテルで開かれ、約300人の聴衆を前に、消費税増税問題や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題などを議論した。

 出席したのは、いずれも新人で民主党の徳永エリ氏(48)と藤川雅司氏(53)、自民党の長谷川岳氏(39)、共産党の畠山和也氏(38)、みんなの党の中川賢一氏(43)。

 菅直人首相が消費税率10%に言及したことについては、民主党の2氏が「徹底的に支出を削減しても足りない場合には、消費税で賄うことも考えなければいけないということ」と真意を説明した。

 これに対し、野党側の3氏は「増税するなら、どうして子ども手当や高速道路無料化をやめないのか」「消費税は所得の少ない人ほど負担が重くなる」などと厳しく批判した。



 5氏の討論会は、北海道新聞の主催で21日午後6時から、札幌市中央区大通西3の道新ホールでも行われる。入場無料。

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毎日新聞:消費税増税で意見対立 5氏が公開討論会--札幌 /北海道 2010年6月20日
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100620ddlk01010103000c.html
 参院選公示(24日)を前に、道選挙区立候補予定者による公開討論会が19日、札幌市中央区のホテルで行われた。日本青年会議所北海道地区協議会(片庭隆暁会長)の主催で、立候補予定者のうち、徳永エリ(48)=民主党▽藤川雅司(53)=同▽長谷川岳(39)=自民党▽畠山和也(38)=共産党▽中川賢一(43)=みんなの党--の5氏が参加した。約300人の来場者を前に、消費税増税や沖縄の普天間飛行場移設問題などを巡って各自の政策をぶつけ合い、前哨戦を繰り広げた。議論の主な内容を紹介する。【岸川弘明、水戸健一、和田浩幸】

 ■国の財政

 国の財政の危機的状況については各氏の認識は一致したが、民主、自民両党が参院選のマニフェスト(政権公約)などで提起している消費税増税を巡っては意見が分かれた。

 民主党の2氏は「消費税は一つの選択肢」(藤川氏)、「無駄を省いた後でも税収が足りない場合は議論が必要」(徳永氏)と、基本的に消費税増税を認める立場。長谷川氏も増税を認めながらも、「(消費税以外で)財源を増やすための議論が必要。地域の財政を強くすることが大切だ」と指摘した。

 一方、畠山氏は「消費税増税は法人税減税の穴埋めに使われる。大資本家に課税すべきだ。生活を圧迫し、景気の足を引っ張る」と批判し、反対姿勢を明確にした。

 財政のスリム化を掲げる中川氏は「消費税を上げなければならない状況にあるか国民に情報開示をすべきだ」と主張。増税する場合は、「地方財源に使える方向で考えるべきだ」と付け加えた。

 ■地域主権

 国と地方の在り方についても議論が交わされた。地域主権の推進は徳永氏は「ひも付きではない、(地方が自由に使える)一括交付金を推進すべきだ」と主張。中川氏も「地域住民に一番近いはずの市町村が最後に置かれている。主役は市町村。足りないところを道や国が補う。地域の視点から財政を考える仕組みを作るべきだ」と指摘した。

 他の3氏も地域主権分権の推進に同調したが、課題は財源。畠山氏は「小泉改革で地方交付税が大幅削減された。財源の補償が必要だ」と強調。藤川氏は「税源を移譲しても、財政力が弱ければサービスが低下する」と懸念し、各自治体の財政力強化が課題とした。

 長谷川氏は地域の特性を生かした公共事業を提案。北海道の場合、豊富な水資源の活用や自然エネルギー産業の振興など地域の特性に応じた「循環型の公共事業」の推進を説いた。

 ■普天間の移設

 外交についての議論は沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題が中心になった。畠山氏が「各候補者は態度を明確にする必要がある」と求め、「(沖縄県辺野古への移設を明記した)日米合意に沖縄県民は怒っている。米国と基地の無条件撤去の交渉をすべきだ」と持論を展開。長谷川氏は「民主党は前回の衆院選で米軍基地の見直しを掲げながら、今回の参院選で日米同盟の深化をはっきりと打ち出した。矛盾だ。我々は同盟深化を図るべきだと考える」と述べた。

 これに対して、藤川氏は「(日米合意は)現地の合意がないので前へ進まないだろう」という見解を示した。一方、徳永氏は「国民の多くが『米軍基地はいらない』と思っているかというとそうでないと思う。沖縄県民の理解が大前提だが、国民の考えを沖縄県民に伝えなければならない」と語った。

 中川氏は日米同盟について、「現状のままで仕方がない。変えていくのであれば、防衛予算も膨らむ。そういった議論がまだ不十分」と話した。
by doumin | 2010-06-21 01:30 | 政治‐2010参院選