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■道選挙区(改選数2) 民主、追い風受け独占狙う 自民、札幌で票掘り起こし
社民党が擁立を見送ったことで、民主党の徳永エリ氏(48)と藤川雅司氏(53)、自民党の長谷川岳氏(39)、共産党の畠山和也氏(38)、みんなの党の中川賢一氏(43)の主要5候補による新人対決となる見込みだ。菅直人政権の発足で支持率が急回復した民主党が2議席独占を目指しており、激しい選挙戦が予想される。
民主党では、徳永氏は農民連盟や推薦を決めた新党大地が支援し、無党派層に照準を合わせる。藤川氏は連合北海道が全面支援し、支持団体固めに重点を置く。鳩山由紀夫政権末期は「候補の共倒れもあり得る」と危機感が強かったが、菅政権発足が追い風になり、両候補当選に全力を挙げる。
長谷川氏は全道を回って自民党支持層に浸透を図っており、今月からは活動の重点を札幌市など大票田に移し、票の掘り起こしを進める。野党転落で支持団体離れが相次ぐが、道議など地方議員の多さをフルに生かしたい考えだ。
中川氏は、たちあがれ日本の比例代表で出馬する道選挙区の現職中川義雄氏の長男。全道的な支持組織を持たないため、インターネットを積極的に活用し、追い上げに懸命。
前回の07年に続き2度目の挑戦の畠山氏は、都市部を中心に街頭演説などを繰り返している。このほか、幸福実現党から大林誠氏(37)が出馬する。
■比例代表 道内関係5人か
参院選の比例代表(改選数48)の立候補予定者のうち、道内関係は現時点で5氏が出馬表明しているが、なお出馬を模索する動きもある。
民主党は私鉄総連の組織内候補として、元函館市議の板倉一幸氏(59)を擁立し、道内の重点候補とした。
公明党は北海道・東北ブロックの重点候補として元道議の横山信一氏(50)を擁立する。今期限りで引退する道内出身の風間昶氏(62)の後継候補となる。
また、共産党は元札幌市議で、党道くらし・福祉対策委員長の岡千陽氏(46)を擁立。岡氏は北海道地区の重点候補として選挙を戦う。
社民党は道連幹事長で新人の浅野隆雄氏(53)が出馬し、党勢拡大を目指す。
このほか、たちあがれ日本の中川義雄参院議員(72)も、記者会見で「政治的な信念を最後まで通さないといけないと考え、決意した」と述べ、比例代表出馬を表明した。