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中国の免許で運転OK ビザ不要 外国人の就労規制緩和など・・・特区提案(北海道、九州、沖縄)
北海道観光振興機構は、
このような提案をしたそうです。

共同:国の免許でも運転OKに 北海道観光インバウンド特区 2010/10/06 20:11
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100601000784.html
 北海道観光振興機構は政府が創設を目指す「総合特区制度」で、中国の運転免許証の使用を認めたり、ホテル従業員として働きやすいよう外国人の就労規制を緩和する「北海道観光インバウンド特区」を提案した。

 北海道を舞台にした中国映画のヒットや、ビザ発給要件緩和の波を生かし、受け入れ体制を整えて中国人観光客をいっそう増やしたい考えだ。

 機構によると、提案は道内について、日本と交通事情の近い北京や上海からの観光客に中国の運転免許証での運転を許可したり、ホテルや旅館のサービス向上のため受付係や案内係として働けるよう在留資格を見直す。

 ほかに、観光目的の中国人について、14日以内ならビザなしで入国を認めることなどを掲げた。

 機構の担当者は「安心して快適に観光を楽しめる体制を整えて、滞在型国際観光のモデル地域にしたい」と話している。

 総合特区制度は、政府が成長戦略の柱としての2011年度実施を目指しており、自治体や民間団体などにアイデアを募っている。


日経:道観光振興機構、外国人の就労緩和を 「観光特区」に盛る 2010/9/23 0:08
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E0E0
E2E2EA8DE0E0E2EBE0E2E3E29EE6E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0

 北海道観光振興機構(札幌市、坂本真一会長)は、海外からの観光客の増加を目指し「北海道観光インバウンド特区」を国に提案した。7月の仮提案で盛り込んでいた「中国人観光客の運転免許証を道内で利用可能にする」などの項目に加え、海外からの観光客に母国語で接客できる外国人従業員を道内のホテルや旅館で増やすため、就労規制の緩和を新たに要望した。

 今回の提案は、国が2011年度の創設を予定する「総合特区制度」に基づくもの。現在、出入国管理法により、外国人の就労は専門技能が必要な職種のみが認められている。観光関連では通訳やシェフなどに限られているが、母国の宿泊施設で3年間の実務経験がある外国人に対して在留資格を認めるよう求めた。

 観光機構は増勢が続く中国人観光客を念頭に、受付係や観光案内などで外国語応対の需要が伸びるとみている。


「地域活性化総合特区(北海道観光インバウンド特区)」に関する提案
平成22年8月2日
社団法人 北海道観光振興機構
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/sum/grp/01/22_1_shiryou3_1.pdf




九州でも同様の特区を提案しています。

共同:ビザなし入国認める特区を 九州観光機構が政府に提案 2010/09/22 18:34
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092201000837.html
 九州7県や民間企業でつくる九州観光推進機構は22日、中国などアジアからの観光客を増やすため、一部地域でビザなし入国を認める「九州アジア観光戦略特区」の設定を政府に提案した、と発表した。政府が11年度創設を検討している総合特区制度に向け、九州が一体となり観光振興の意欲をアピールする。

 長崎県の大型リゾート施設「ハウステンボス」や離島に限定した中国人観光客のビザなし入国や、空港や港の入国・税関手続きの簡素化など31項目を提案。24時間対応の観光客向けコールセンター設置も必要と訴えた。

 福岡市で記者会見した機構の石原進会長(JR九州会長)は「九州を訪れる外国人旅行者数を、2020年初めまでに全国の約15%に当たる年間375万人に増やしたい」と説明。11年3月に九州新幹線が全線開業すれば、ほかの観光地とも連携強化できるとした。


日経:九州観光推進機構、アジア戦略特区構想 中国人観光客の観光ビザ免除などを国に提案 2010/9/23 0:55
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819891E0
E0E2E0E78DE0E0E2EBE0E2E3E29E8A93E2E2E2;at=ALL

 官民で九州の観光振興に取り組む九州観光推進機構(福岡市)は22日、国が制度設計を進める「総合
特区制度」のアイデアとして、九州への中国人観光客の観光ビザ(査証)の免除などを盛り込んだ「九州アジア
観光戦略特区」の構想を国に提案したと発表した。九州と地理的に近い中国など東アジアからの観光客が
旅行をしやすい特区を提案した。

 提案された事業は、九州の空港・港湾での出入国管理体制の充実、ハウステンボス(長崎県佐世保市)の
施設内限定での観光ビザの条件付き免除など31項目。九州を観光する外国人のための多言語対応のコール
センター設置のための財政支援なども盛り込まれた。

 同日記者会見した同機構の石原進会長(九州旅客鉄道会長)は「ビザは誘客する上での大きなハードル。
免除するのは簡単なことではないが、まずは(一度発給されれば何度も入国できる)マルチビザの発行を認めて
ほしい」と話した。


長崎新聞:「アジア観光特区」九州推進機構が提案 ノービザでHTBなど対象 9月23日
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100923/05.shtml
 九州7県と地元企業などでつくる九州観光推進機構(会長・石原進JR九州会長)は22日、福岡市内で記者会見し、外国人観光客の増加に向けた地域活性化特区「九州アジア観光戦略特区」を国に提案したと発表した。中国人を対象にしたハウステンボス(佐世保市、HTB)や離島限定の「ノービザ化」などを盛り込んだ。

 政府は新成長戦略に基づき、規制の特例措置や税制・財政支援などを実施する「総合特区制度」の創設を予定。制度設計のためのアイデアを全国から募集(21日まで)していた。

 同機構は、九州の地理的優位性を生かし、観光客の増大が見込める東アジアをターゲットに戦略を立案。「安近短観光」「治療・健診・療養ツーリズム」「教育旅行・知的観光」の三つを柱に31項目を挙げた。

 空港・港湾での出入国手続きの迅速・簡素化や格安航空会社(LCC)の誘致促進をはじめ、コールセンター設置への財政支援を提案。誘致に力を入れる国際クルーズに関しては、CIQ(税関、入管、検疫)の充実や船内でのカジノ利用許可など求めている。

 石原会長は「外国人観光客に目を向けさせるためには、九州一体で取り組むことが重要。特区が実現できればかなりの経済効果が生まれる」と期待を込めた。

 国は今後、全国からのアイデアを基に制度設計に入り、本年度中にも関連法案を国会に提出。正式募集を経て地区指定し、2013年までに規制緩和や税財政支援を実現する方針。


西日本新聞:観光推進機構 九州 入国規制緩和を 特区申請へ アジアから集客狙う
2010年9月17日 06:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/198036


朝日:九州全域で観光特区構想 ビザ緩和などで中国人客誘致 2010年9月18日2時8分
http://www.asahi.com/business/update/0917/TKY201009170378.html




仲井真弘多沖縄県知事も、
「沖縄を渡航ビザの不要なモデル地区に」という中国側からの要望に賛成し、
政府と協議する考えを示したそうです。

沖縄タイムス:中国客「ビザなし」に 仲井真知事、北京で賛同
2010年8月20日 09時24分
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-08-20_9444/




一方、平成15年には、
ノービザ観光(中国・台湾・韓国等の団体旅行客の島嶼部観光等)についての意見交換が行なわれています。
様々な問題点を指摘されていますが・・・。

内閣府:第1回構造改革特区提案および規制改革全国要望に関する意見交換会 議事概要
平成15年8月25日(月)
○ノービザ観光の容認(中国・台湾・韓国等の団体旅行客の島嶼部観光等)
http://www8.cao.go.jp/kisei/giji/03/wg/tokku/ex01/gaiyo.html#giji1




日本国内がこんな状況なので、
仕方が無い部分が多々あるのは分かります。
しかし、目先の金のためにここまで緩和を進める必要があるのでしょうか?

観光機構はそれに伴う問題点など先々のことを考えているのでしょうか?
(思慮が浅く、短いスパンでしか考えていないように感じるのですが・・)

この提案を政府が認め実施に至ったとして。
もしも“取り返しのつかない何か”が起こった場合、
そのツケは一体誰が払うのでしょうか?
間違っても民主党は払わないでしょう?
だって、今までがそうなんですから。
現与党はただめちゃくちゃにするだけで、その責任は一切取らない。
「こんなことなら、何もしない方がマシだった」ってことが多すぎです。
自らが起こした問題ですら、
人のせい(前政権のせいだったり、国民のせいだったり)にするような党です。

方向性を誤っている(と私は感じる)規制緩和を進めた後の日本・・・。
一体どうなってしまうのか不安です。


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■追記

外資による日本の国土買収問題について、
早くから調査・問題提起をされている小野寺まさる道議が、
「インバウンド特区提案」と、これを提出した「北海道観光振興機構」について、
議会で質問されました。
道と機構には、メールやFAX等で443件もの苦情が届いていたそうです。
また、「北海道観光振興機構」には北海道から税金が投入されており、
その額は年々増えているそうです。(今年度は5億円以上)

平成22年度食と観光対策特別委員会
平成22年度食と観光対策特別委員会開催状況(経済部観光局)
開催年月日平成22年11月24日
質問者自民党・道民会議小野寺秀委員
答弁者経済部観光振興監、観光局長、観光局参事(林、田尻)
http://www.onoderamasaru.jp/gikai/shitsumon/2010syokukankou/




ついに中国人観光客による大事故が起きてしまい、
いつの間に日本での運転OKになったんだろう?と思っていたら、
香港からの観光客だったようです。

警視庁:国外運転免許証が有効な国等(ジュネーブ条約加盟国)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai04.htm


日テレNews24:車4台絡む事故 2人死亡、8人重軽傷< 2010年12月23日 7:58 >
http://news24.jp/articles/2010/12/23/07172921.html
 22日夜、北海道・喜茂別町の国道で車4台が絡む事故があり、子供を含む2人が死亡、8人が重軽傷を負った。当時、路面はアイスバーンになっていた。

 事故があったのは喜茂別町の国道230号で、22日午後9時40分頃、4人が乗った乗用車が対向車線にはみ出し、前から来たトラックと衝突した後、後ろから来た別のトラックと乗用車に次々と接触、追突された。この事故で、乗用車を運転していた50歳代の男性と、8歳くらいの女児がまもなく死亡した他、女性1人が重傷、男女計7人が軽傷を負った。2台の乗用車には、中国からの観光客が乗っていたとみられている。

 事故当時の路面はアイスバーンで、警察はスリップか無理な追い越しが原因とみて調べている。


道新:喜茂別の多重衝突事故 香港観光客2人死亡(12/23 08:01、12/24 08:48 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/265712.html
 【喜茂別】後志管内喜茂別町川上の国道で22日夜に起きたワゴン車2台とトラック2台が絡む多重衝突事故で、重傷だったワゴン車を運転していた男性と、同乗の女児が全身を強く打ち、23日未明に死亡した。同乗の30代の女性も重傷を負った。2台のワゴン車に乗っていた女性5人と、トラックを運転していた男性の計6人も軽いけがをした。

 倶知安署によると、亡くなったのは、いずれも香港在住のトミー・ザウ・ジュニアさん(51)とステーシー・チャウエー・コウさん(8)。ザウさんが運転していたワゴン車が対向車線にはみ出し、トラックと正面衝突。弾みでザウさんの車が前を走っていた別のトラックに追突、そこに後続のワゴン車も追突した。

 ザウさんらが乗っていたワゴン車2台はレンタカーで、香港からの2家族が分乗していた。事故当時は小雪が降り、路面は圧雪アイスバーン状態だった。


共同:北海道、中国人観光客2人死亡 4台絡む事故、7人けが 2010/12/23 14:32
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010122301000129.html
 22日午後9時40分ごろ、北海道喜茂別町川上の国道230号で、乗用車2台とトラック2台が絡む事故があり、乗用車を運転していた中国からの観光客の男性、トミー・ザウ・ジュニアさん(51)と、同乗の女児、ステーシー・チャウエー・コウさん(8)が死亡した。ほかに1人が重傷、6人が軽傷を負った。

 倶知安署によると、死亡した2人を含む4人が乗った乗用車がトラックを追い越そうとセンターラインをはみ出し、対向のトラックと正面衝突。後続の、知人5人が乗った車に追突されたほか、別のトラックとも接触した。

 死亡した2人のほか、トミーさんの車に乗っていた1人が重傷、1人が軽傷。知人の車に乗っていた4人とトラックの運転手1人も軽傷を負った。


NNN:事故死の2人は中国人観光客(北海道)[ 12/23 19:33 札幌テレビ]
http://www.news24.jp/nnn/news881123.html
昨夜、喜茂別町の国道で車4台が衝突し、9人が死傷した事故で亡くなった2人は、中国からの観光客とわかりました。

事故があったのは喜茂別町の国道230号で、きのう午後9時40分ごろ、乗用車2台とトラック2台が次々と衝突しました。この事故で乗用車を運転していた中国からの観光客、トミー・ザウ・ジュニアさんとステーシー・チャウエー・コウさんが死亡したほか、男女7人が重軽傷を負いました。事故当時、路面はアイスバーンで、警察は無理な追い越しが事故の原因とみて調べています。


日刊スポーツ:香港からの観光客2人が北海道で事故死
[2010年12月24日8時28分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20101224-716951.html
 北海道喜茂別町で22日夜、香港からの中国人観光客が運転するレンタカー2台にトラック2台が絡む事故があり、観光客2人が死亡、7人が重軽傷を負った。現場の国道230号は事故当時は凍結していた。中国人観光客は2家族でレンタカー2台に分乗しており、北海道警倶知安署は慣れないアイスバーンでの運転が事故につながった可能性も含めて調べを続けている。

 倶知安署によると、事故が起こったのは22日午後9時40分ごろだった。中国人観光客4人が乗ったワゴン型の乗用車が、前を走る8トントラックを追い越そうとセンターラインをはみ出し、対向してきた4トントラックと正面衝突した。乗用車の前方は大破し、追い越そうとしたトラックに接触した後、後続の知人観光客5人が乗った乗用車にも追突された。

 現場は国道230号の緩やかな下り坂カーブで、事故当時の路面は「圧雪アイスバーン」の状態で、小雪も降っていたという。

 センターラインをはみ出した乗用車を運転していた香港在住のトミー・ザウ・ジュニアさん(51)と同乗していた女児ステーシー・チャウエー・コウさん(8)が死亡した。トミーさんの車に乗っていた1人が重傷で、1人は軽傷。知人の車に乗っていた4人と4トントラック運転手1人も軽傷を負い、それぞれ倶知安市内の病院に搬送された。後続車を運転していた男性と8トントラックの運転手にけがはなかった。

 香港から訪れていたのは2家族9人で、北海道内を観光中だった。レンタカーにはスノーボードや、海外旅行用の大型のスーツケースが積まれていた。ここ数年、東南アジアや中国沿海部の富裕層にとって冬の北海道はあこがれのリゾート地。アジアでは珍しいパウダースノーを求めて、旅行客は年々増加している。新千歳空港近くのレンタカー店によると「クリスマスから翌年2月くらいまでは外国人の利用者も多くなる。雪も多い時期なので、『過信は禁物』などと英語で書いた雪道での走行に関する注意事項書を配布している」という。

 倶知安署関係者は、中国人観光客が慣れないアイスバーンでハンドル操作を誤った可能性も含めて、家族らから事情を聴いている。同関係者は「事故のあった周辺はニセコなどリゾート地もあり、外国人観光客も多く訪れる。乗用車の物損事故も多いが、死亡事故は初めて。今後も交通事故防止へ注意を呼び掛けたい」と話していた。


ちょっと話はずれるけど・・・、
本州から来られる方は時期を考えてレンタカーを利用した方がいいです。
真冬でなくとも、標高・天候・気温など色々な条件によって路面状況が刻々と変化するので、
慣れていない人にとってはかなり危険です。
出来る限り、電車などを利用された方が安全です。
冬道は走り慣れているはずの地元民でも、冬の運転は疲れます・・・。


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by doumin | 2010-10-07 15:29 | 社会