民主政権の10回目の強行採決は「郵政法案」 審議はわずか6時間という暴挙

iza:野党の訴えことごとく無視…慣例崩す強行採決 審議わずか6時間 郵政法案
配信元:産経 2010/06/01 00:55更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/397834/
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100601/plc1006010051002-n1.htm
5月28日の衆院総務委員会で郵政改革法案の採決を強行した与党は31日、野党との協議を拒否して衆院本会議も強行、法案を衆院通過させた。「数の論理」で強引に国会日程を推し進める民主党執行部、これを追認した同党出身の横路孝弘衆院議長。半世紀にわたる国会の慣例を崩したことは、民主党がうたってきた議会制民主主義を踏みにじったに等しい。8カ月前にやっと奪った政権の「力」を振りかざしたツケは参院選に重くのしかかることになる。(今堀守通)
「冒頭、横路議長に一言申し上げる」
31日深夜に議事が始まった郵政改革法案。自民党の小泉進次郎氏は反対討論に精一杯の皮肉を込めた。
「与党にすり寄った議長の振る舞いは議長の権威をおとしめるものだ。これ以上『横道』にそれず、中立公平に振る舞ってほしい」
野党は31日朝から民主党の山岡賢次国対委員長と横路氏に振り回された。
自民党の川崎二郎国対委員長は山岡氏と会談し、郵政法案の審議を委員会に差し戻すよう求めたが、山岡氏は耳を貸さず、31日中の衆院通過を通告。自民、公明、共産、みんなの野党4党国対委員長は続いて横路氏に本会議の延期を申し入れると、横路氏は「正当な手続きは踏んでいる」と言い、目の前で開会のベルを鳴らした。
開会のベルが鳴った時、自民党は代議士会の真っ最中だった。川崎氏が慌てて代議士会の会場に駆け込み、「まったく意見を聞かないまま議事を進められた。もうめちゃくちゃだ!」と訴えたが、この間にも本会議場では自民党不在のまま東祥三経済産業委員長解任決議案の議事を粛々と始めようとした。
代議士会では本会議ボイコットを求める声で充満したが、野党の足並みがそろわないまま審議拒否に踏み切れば、2月と同様に孤立しかねない。自民党には野党の無力感が漂った。
郵政民営化法は平成17年に衆院だけで110時間の審議を重ね、「郵政解散」で国民の信を問うた案件だ。その仕組みを根底から見直すならば、同程度の審議は必要だといえる。
衆参両院で自民、公明両党が過半数を占めた安倍晋三政権でも終盤国会の採決強行を批判された。だが、改正教育基本法は約100時間、憲法改正のための国民投票法も約60時間の審議を費やした。平成元年の参院選で自民党大敗の一因となった消費税導入の関連法も90時間以上審議した。
これに対し、郵政改革法案の衆院での審議時間は6時間弱。「そんなに参院選で郵政票がほしいのか」と勘ぐられても仕方がない。
故河野謙三元参院議長はかつて野党7割、与党3割の言い分を聞く「七三の構え」を説いた。31日は温家宝中国首相訪日に合わせ、国会関連行事がある中で本会議を開き、自らの都合で2度も中断した横路氏の「構え」はどこにあるのか。自民党の閣僚経験者は「外交日程を知りながらこんな強行日程を組むとは、よほど国会を早く閉じて参院選に臨みたいのか」と皮肉を込めた。
J-CAST:郵政法案たった6時間で強行採決 野党激怒「前代未聞の暴挙」
2010/5/31 19:10
http://www.j-cast.com/2010/05/31067690.html?p=all
米軍普天間基地の移設問題の影に隠れて目立たないものの、国会では、異例のペースで法案の強行採決が行われている。特にそれが際だつのが郵政改革法案で、審議入りしたその日に、わずか6時間の審議で強行採決。「前代未聞の暴挙」(共産党)をはじめ、野党側が激しく批判しているのはもちろん、与党側の一角からも疑問の声があがっている。
今国会の衆院委員会では、2010年5月12日には国家公務員法改正案、5月14日には地球温暖化対策基本法案、5月25日には放送法改正案などが、相次いで強行採決されている。
公聴会や参考人質疑も行わず、野党要求資料も提出せず
その中でも、その強引さが際だっているのが、郵政民営化を見直す郵政改革法案だ。5月28日に衆院総務委員会で審議入りしたものの、6時間足らずの審議で採決に踏み切った。05年に同法案が成立した際には、衆院だけで110時間も審議に時間を費やしたのとは対照的だ。それだけに、採決は野党議員が「強行採決10回目」と赤文字で書かれたビラをかかげ、「おかしいじゃないか!」と怒号が飛び交う中で行われた。
もちろん、自民党政権下でも、強行採決は多く行われた。例えば、06年11月には教育基本法の改正案が衆院特別委員会で強行採決され、「大荒れ」となったが、採決までには100時間を超える審議を行っている。
それでも民主党はこう批判していた。
「広く深く時間をかけた国民的な議論が必要であり、質疑時間が100時間に達したから採決などという性格の法案ではありません。にもかかわらず、政府・与党は、衆参両院において、与野党の合意もなしに質疑を打ち切り、強行採決を行いました」(民主・松野頼久議員)
それだけに、今回の「6時間」という審議時間の短さが際だつ結果になっている。今回の採決をめぐっては、亀井静香金融・郵政担当相は、
「郵政改革も、一歩大きく前進しました」
と満足げだったが、野党側は、足並みを揃えたように猛反発している。
自民党の小泉進次郎議員は、採決後に
「民主党は終わったなと思いましたね。もう、期待はずれ、時代遅れ、ウソつき。何故、こういう自爆行動をやるのかね」
と吐き捨てたほか、谷垣禎一総裁は、記者会見で
「今の民主党政権は『選挙で多数を取ったら、あとは数の力で押していく』という状態。『国会の中で衆知を集めて、よりよい合意をつくっていく、より良いものに仕上げていく』、こういう民主主義のプロセスという考え方が決定的に欠落している」
と批判、ツイッターでも、
「鳩山政権は国会を法案成立工場と考えているとしか思えない」
と書いた。
5月29日には、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、
「民主党の近藤昭一委員長も重要だと認めていた公聴会や参考人質疑も行わず、野党が要求した資料も提出しないままの採決で、まさに前代未聞の暴挙」
と批判。
福島党首も「問題あると思いますね」
「審議1日『言論の府』圧殺」と題したコラムも掲載され、与党側を
「国民や野党の要求は一顧だにせず、自らに都合のいい法案の成立に血道を上げる――。これが民主党の国会運営の姿です」
と糾弾した。
公明党の機関紙「公明新聞」も、5月31日に「許されない数まかせの国会軽視 『郵政』強行採決」と題した論説を掲載している。
それ以外の野党についても、強行採決の直前に行われた共同会見で、
「自民党時代よりもひどい強権的な言論弾圧」(江田憲司・みんなの党幹事長)
「民主党が出そうとしている結論も、プロセスも全部間違えている」(園田博之・たちあがれ日本幹事長)
と、やはり与党批判を展開している。
与党の一角からも、採決に疑問の声が出ている。連列離脱を表明した社民党の福島瑞穂党首は2010年5月31日、TBSの情報番組「朝ズバッ!」で郵政改革法案の採決について聞かれ、
「内容については賛成なんですよね」
と答えるも、
「やり方は?」
と突っ込まれ、
「問題あると思いますね」
と、強行採決というやり方に対して疑問を呈している。
郵政改革法案は、5月31日中にも衆院本会議で可決される見通しだが、その運営のあり方をめぐっても、野党からは
「本会議。野党の国対委員長会議の最中に開始ベルを鳴らす衆議院議長って、公正? 今夜は深夜までかかりそうだ」(小池百合子衆院議員、ツイッター上で)
と、批判の声があがっている。与野党の対立は深まるばかりだ。
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■追記
産経:【酒井充の野党ウオッチ】3年3カ月で計24回! 民主党は強行採決を連発した〝黒い過去〟をお忘れなのか?
2015.7.27 06:00更新
http://www.sankei.com/premium/news/150727/prm1507270003-n1.html
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