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絶滅魚リスト初、「クニマス」70年ぶり発見 あの「さかなクン」が大活躍
産経:絶滅魚リスト初、「クニマス」70年ぶり発見 あの「さかなクン」が大活躍
2010.12.15
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110113/scn11011302540006-n1.htm
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/science/474686/
 環境省のレッドリストに掲載され、絶滅したとみられていた秋田県の田沢湖の固有種「クニマス」が、山梨県の西湖で生存していたことが、京都大学の中坊徹次教授(魚類学)らの調査で分かった。クニマスの生息確認は70年ぶり。レッドリストに絶滅種として記載された魚が再発見されたのは初めて。

 クニマスはサケ科の淡水魚。体長は最大で約30センチで、食用の高級魚として知られていた。昭和10年代、周辺の発電施設の導水工事で強酸性の水が流入し、湖水が酸性化したため死滅。そのまま絶滅したと考えられていた。

 西湖で確認された個体はクニマスとエラや消化器官の形が一致し、遺伝子解析でも同種と裏付けられた。西湖は、昭和10年代に、クニマスの卵を放した経緯があるという。

 発見のきっかけは、中坊教授の知人で東京海洋大学客員准教授のタレント「さかなクン」にクニマスの絵を描くことを依頼したこと。参考に近縁種の西湖のヒメマスを取り寄せた際、特徴の違う魚が届き、中坊教授らが今年3月ごろから調べたところ、クニマスと判明した。



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■追記

読売新聞:クニマス、秋田は盛り上がり…帰郷向け調査へ
(2011年1月27日15時37分)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20110126-OYT1T00196.htm
 秋田県と仙北市でつくる「クニマス里帰りプロジェクト」は25日、帰郷への準備としてクニマスの生態調査を進めるとともに、クニマスや水質環境について考える市民向けのシンポジウムの開催など啓発活動に取り組むことを決めた。

 県地域活力創造課の島崎正実課長は「本県の盛り上がりに比べれば山梨県側の動きは鈍いかなと思うが、クニマスの個体をわけてもらうなど生態調査に向けた連携を強めたい」と話し、4月以降になるべく早く調査を始めたいとした。

 シンポジウム開催について、仙北市企画振興課の佐藤強課長は「クニマスの発見は我々が水質環境全般を考えるきっかけになる」と意義を述べた。


NHK:ク二マス保護の基金を創設へ 2月3日 6時42分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110203/t10013820471000.html
山梨県の西湖でおよそ70年ぶりに生息が確認された、淡水魚のクニマスを保護するため、地元の富士河口湖町は、いわゆる「ふるさと納税制度」で寄せられた寄付などを基に、新たな基金を作ることになりました。

クニマスは、かつて秋田県の田沢湖にだけ生息し、およそ70年前に絶滅したとされていましたが、山梨県の西湖に生息していたことが、京都大学総合博物館の中坊徹次教授の研究グループなどの調査で明らかになりました。このため、地元の富士河口湖町は、クニマスの調査や保護に向けた活動を強化していこうと、新たに専用の基金を作ることになりました。基金の原資には、一定の条件で自治体に寄付をした場合に住民税の一部が控除される、いわゆる「ふるさと納税制度」で寄せられた寄付を充てるほか、新年度の一般会計にも予算を計上する予定で、3月の町議会に関連の条例案を提出することにしています。町は「クニマスの調査や保護には長い時間がかかるので、全国から寄せられた寄付などを活用してクニマス保護の環境を整えていきたい」と話しています。


産経:クニマス保護へプロジェクト 山梨 2011.2.4 02:48
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110204/ymn11020402490001-n1.htm
 環境省が「絶滅」種に指定した日本固有の淡水魚「クニマス」が富士河口湖町の西湖で生残が確認されたことから、同町はクニマスの生態研究調査、保護・地域振興策などを検討するプロジェクトチームを3日立ち上げた。チームは弦間正仁副町長を本部長に、企画、政策、観光、農林、環境、生涯学習6局課長と西湖漁協、西湖観光協会の各代表で構成。クニマスの生態を詳しく調べるうえで必要な湖底の地形詳細地図作製▽水温・水質・プランクトンの長期調査▽西湖に生息する全魚類分類▽クニマスの人工増殖を考慮してクニマス研究に必要な研究拠点の整備▽湖畔の観光業者らの生業と保護の両立-などの方策を検討する。西湖では3月20日に春のヒメマス釣りが解禁となることから、保護区設置の検討も急ぐことにした。


毎日新聞:クニマス:PT発足 環境省認定なく慎重論も--富士河口湖町 /山梨
2011年2月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20110204ddlk19040071000c.html
 富士河口湖町は3日、クニマス生態調査・保護・利活用の推進のため、西湖漁協、西湖観光協会と「クニマス推進プロジェクトチーム(PT)」を発足させた。町役場であった第1回会議では、クニマスによる町おこしに期待を寄せる声が上がる一方、環境省が発見された魚をいまだにクニマスと断定していないことから早期の取り組みに対する慎重論もあった。

 冒頭、同チーム本部長の弦間正仁副町長が「クニマスを一過性のブームにせず、地に足をつけて町の活性化につなげたい」とあいさつ。事務局の町企画課から、保護のための「クニマス基金」設立や地域振興のための「クニマス商標登録」について検討案が示された。観光協会からはクニマスの氷のオブジェや標本を展示した「樹氷まつり」(西湖野鳥の森公園で6日まで)が例年の3倍の人出を集めていることが報告され、「観光の活性化に利用したい。町は商標登録を早急に検討してほしい」と要望が出された。

 一方で、企画課以外の町職員からは「環境省はまだクニマスと断定していない」「環境省の認定がない現時点では行政として何かすることは考えていない」などの慎重論も出された。

 クニマスは秋田県仙北市の田沢湖固有種で約70年前に絶滅したとされたが、西湖で昨年3月に採取された黒っぽいマスを、東京海洋大客員准教授のさかなクンから持ち込まれた京都大の中坊徹次教授が「クニマス」と断定した。クニマスを絶滅のおそれがあるリストである「レッドリスト」で「絶滅」としていた環境省は中坊教授の論文が出るまで静観しており、西湖から採取された魚をクニマスとは断定していない。【福沢光一】


朝日新聞:クニマス 湖岸一帯で魚体探し 西湖 2011年02月05日
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001102050002
   ■県など調査開始 初日は見つからず

 70年ぶりに生息が確認されたクニマスの生態を調査するため、県などは4日、富士河口湖町の西湖で、湖岸に打ち上げられた魚の収集を始めた。一定の数が集まったところで鑑定する方針。初日はクニマスらしき魚が見つからなかった。(田中聡子、床並浩一)

 この日は午前7時から、県や町、西湖漁協の職員ら計15人が五つの班に分かれ、偏光めがねなどで湖底を観察しながら、湖の周りを約1時間かけて歩いた。

 県花き農水産課の西野孝課長は「1匹ぐらいは見つかるかと思ったが残念。今後も町や漁協と相談しながら調査を進めたい」と話した。今後、10日おきぐらいのペースで調査を続けるという。

 西湖では1月14~30日に、計4匹のクニマスかもしれない死んだ魚が見つかり、県水産技術センターで冷凍保存している。

 一方、クニマスの生息を確認した京都大学の中坊徹次教授からは1月下旬、県の担当者に「生きた状態で釣ったものを調べたい」と申し出があったという。

 ただ、県側は「生息数がはっきりしていない状態で捕獲は難しい」との判断を示しており、今後、死んだ魚の分類などで中坊教授の助言を仰ぎながら調査を進める方針だ。


 県庁では4日、クニマスの保護について庁内の情報を共有し、対応を話し合うための連絡会議が設置された。

 知事政策局や森林環境部、観光部、農政部、教育委員会の担当課長ら約10人が会議に参加する。今後本格化するクニマスの生息調査の進め方や禁漁区の設定などを検討するだけでなく、観光に結びつける施策や地域振興策なども幅広く考えていく。会議は随時開く。

by doumin | 2010-12-15 13:01 | 動物