昨年11月の北朝鮮砲撃事件により無償化審査停止中の朝鮮学校。
毎日:朝鮮学校:無償化審査は当面再開せず 文科相が意向
2011年2月4日 20時34分 更新:2月4日 22時37分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110205k0000m010075000c.html
高木義明文部科学相は4日、北朝鮮による韓国砲撃で停止された朝鮮学校の授業料無償化適用審査について、「当面は再開しない」との意向を明らかにした。審査停止に対する東京朝鮮学園の異議申し立てに回答した。
審査を再開しない理由について文科相は「昨年11月23日の北朝鮮による砲撃は、我が国を含む北東アジア地域全体の平和と安全を損なうもので、不測の事態に備え万全の態勢を整えていく必要がある」と説明している。
異議申し立ては行政不服審査法に基づいて1月17日に文科省に提出されており、同法で定められた停止理由の開示期限が6日に迫っていた。学校側へはファクスと郵送で通知したという。【篠原成行】
東京朝鮮学園の異議申し立て(2011年1月17日付)に対し、
2月4日、高木文科相が「審査は当面再開しない」との意向を示したことを受け、
各地の朝鮮学校で要請書提出、文科省批判などの動きが。
毎日:北朝鮮砲撃:朝鮮学校無償化停止 京都朝鮮学校関係者「手続き再開を」 /京都 2011年2月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110208ddlk26040606000c.html
北朝鮮による韓国砲撃で停止された朝鮮学校の授業料無償化適用審査について、高木義明文部科学相が「当面は再開しない」との意向を示したことについて、京都朝鮮中高級学校(京都市左京区)の関係者が7日会見し、政府に速やかな手続き再開を求めるコメントを発表した。
京都朝鮮学園の孫智正(ソンチジョン)理事長が「政府は何の罪もない朝鮮高級学校生徒たちの教育機会を奪うような指示をすぐに撤回すべき」と談話を読み上げた。
生徒代表の一人、高級部3年の金亮佑(キムリャンウ)さんは「無償化を求めて署名活動をしてきたが、適用されずに卒業を迎えるのはくやしい」、同校の趙明浩(チョウミョンホ)校長も「平和や南北統一を願わない生徒は一人もいない。これ以上二重、三重の差別を受けないように望む」と述べた。【野宮珠里】
道新:道朝鮮学校、授業料の無償化 審査再開を要請(02/08 08:15)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/272133.html
北朝鮮による韓国への砲撃で、審査手続きが停止している朝鮮学校の高校授業料無償化について、札幌市清田区の北海道朝鮮初中高級学校(児童・生徒数102人)は7日、国に対し、審査手続きを再開し、就学支援金を本年度内に支給するよう求める要請書を出した。
同校で会見した申京和(シンギョンファ)校長は「教育に政治を持ち込まないでほしい」とし、高級部3年の呉慶俊(オキョンジュン)さん(18)は「無償化が認められないまま、卒業するのは悲しい」と訴えた。
今年1月には東京朝鮮学園が文部科学省に行政不服審査に基づく異議を申し立てたが、同省は2月4日、当面は手続きを再開しないと表明した。
産経:大阪の朝鮮校、肖像画外し「検討中」 無償化手続き延期で文科省批判
2011.2.8 08:45
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110208/edc11020808510002-n1.htm
北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃で停止した朝鮮学校への高校無償化適用手続き再開が見送られたことを受け、大阪朝鮮高級学校の金充善(キム・ユンソン)校長ら学校関係者が7日、大阪府庁記者クラブで会見し、「根拠が全く理解できず不誠実。驚きと憤りを禁じえない」と、文科省を批判した。
一方、大阪府が朝鮮学校に対する補助金支給を巡り、「金正日総書記らの肖像画を教室から外す」など4つの条件を提示していることについて、金校長は「今年度中に回答書を府に提出したいが、内容は理事会で検討中」と述べるにとどめた。
朝鮮学校への補助金をめぐって府は、朝鮮学校側からの回答がないことを理由に、平成23年度当初予算案では、補助金の計上自体を見送る方針を固めている。
産経:「誠に不誠実」朝鮮学校理事長が無償化適用手続き再開見送りで文科省を非難
2011.2.7 12:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110207/kor11020712270001-n1.htm
北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃で停止した朝鮮学校への高校無償化適用手続き再開が見送られたのを受け、東京朝鮮学園の金(キム)順彦(スノン)理事長ら関係者は7日、文部科学省内の記者クラブで記者会見し、「誠に不誠実」と、文科省を厳しく非難した。
再開見送りの理由を文科省が「砲撃が極東アジアの平和を損なう」などと説明したことについては、「なぜ平和を思って日々努力している子供たちの処遇を差別的に進めるのか」と批判した。
朝鮮学校側は1月に、手続き停止に対して異議を申し立てたが、今月4日、文科省は当面手続き再開を見送る方針を伝えていた。
(追記)中日新聞:愛知朝鮮中高級学校生らが高校無償化再開訴え 「3年生に支援金早く」
2011年2月20日
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110220/CK2011022002000120.html
高校授業料無償化の適用手続きを政府が停止しているのを受け、愛知朝鮮中高級学校(豊明市)の生徒らが19日、名古屋市中区栄の街頭で一日も早い手続きの再開を訴えた。このまま実現しなければ、高校3年生は制度の恩恵を受けられないまま卒業することになる。
生徒らは「除外は許されない!」「無償化の即時適用を!」と書いたベストを着て、市民にチラシを配った。
無償化適用を求める運動を始めたのは、1年前。3年の朴鐘勲(パクジョンフン)君(18)は署名活動やデモ行進に何度も参加した。「僕たちは勉強したいだけ。政治と教育は関係ない。差別を受けるのは悲しい」。大学進学が決まり、3月6日に卒業式を控えるが気持ちは晴れない。
朝鮮学校への無償化適用をめぐっては昨年11月、政府が「外交上の問題は考慮せずに判断する」との方針を示し、対象に認められることが確実となった。学校側によると、年度初めまでさかのぼって適用され、3年生も支援金を受給できる見込みだった。
しかし、北朝鮮の韓国砲撃を受けて政府は手続きを停止。2月に入ってからも、高木義明文部科学相が「不測の事態に備える必要がある」と再開しない考えを明らかにしている。
3年生が本年度内に受給するには一刻も早い再開が必要だ。金伸治(キムシンチ)校長は「一度決めた内容を曲げた政府に憤りを感じる。当然の権利が認められた状態で3年生を卒業させてあげたい」と話した。 (小中寿美)
適用されずに卒業するのはくやしい(京都の生徒)そうです。
これはもう、ずうずうしいとかの域を超えていますね。
お門違いも甚だしいのに、それを当たり前のようにマスコミの前で読み上げる18歳。
末恐ろしい。
校長が“差別”という言葉を持ち出してくるあざとさにも驚愕。
二重三重の差別の意味も全く分からない。
東京の理事長は“不誠実”の意味を分かっているのかも不明。
この状況でこんなことを言える朝鮮人のメンタリティってすごい。
そもそも、この人たちって日本に住んでいながら日本のことなんかこれっぽっちも考えてないでしょ。
祖国に帰ればいいのに。
枝野氏が、審査手続き再開の条件を述べました。
産経:枝野氏、朝鮮学校無償化手続き再開「砲撃以前の状況が前提」
2011.2.9 12:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110209/plc11020912260004-n1.htm
枝野幸男官房長官は9日午前の記者会見で、昨年11月の北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃で中断している朝鮮学校への高校無償化適用手続きの再開について「広い意味での安全保障上の問題として、いったん停止した。一般論として言えば、そうした懸念が払拭(ふっしょく)されるというか、砲撃事件以前の状況になることが手続き(再開)の前提条件だ」と述べた。
朝鮮学校の高校無償化をめぐっては、社民党が審査手続きを速やかに再開するよう要請している。
何でここまでしなきゃいけないの?
NHK:朝鮮学校 さかのぼって支給も 2月9日 4時19分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110209/t10013941691000.html
北朝鮮による砲撃のあと、審査手続きが停止している朝鮮学校の授業料の実質無償化の問題で、文部科学省は、決着が来年度にずれ込む可能性が高まっているとして、朝鮮学校の生徒への支援金を、年度をさかのぼって支給する方法なども検討することにしています。
朝鮮学校の授業料の実質無償化を巡っては、去年11月の北朝鮮による砲撃のあと、菅総理大臣の指示で審査手続きが停止され、朝鮮学校側が異議を申し立てましたが、文部科学省は、今月4日、申し立てを退け、手続きの再開に応じないことを決めました。朝鮮学校側は、今の3年生が卒業するまでに手続きを再開し、無償化を決めるよう求めていますが、高木文部科学大臣は「今年度中に結論を出したいが、手続きの再開には朝鮮半島の緊張緩和など情勢の変化が必要だ」としています。このため、問題の決着が来年度にずれ込み、公立高校の授業料に相当する額を私立学校などの生徒に支給する「支援金」を今年度中に朝鮮学校の3年生に支給することはできなくなる可能性が高まっていることから、文部科学省は支援金を年度をさかのぼって支給する方法なども検討することにしています。
(追記)
この記事でもご紹介した生徒が、
京都で行なわれた朝鮮学校英語スピーチコンテストに出場したそうです。
内容は全く意味不明で、一体何が言いたいのか、何を望んでいるのかがさっぱり理解できない。
止める人は誰もいなかったんでしょうか(笑)。
北海道朝鮮中高 吹奏楽部:英語スピーチコンテスト☆ 2011年02月21日
http://ameblo.jp/hcwo/entry-10808899310.html
Dear friends.
目を閉じて想像してみてください。
いくつか聞きたいことがあります。
人間とはなんですか?
あなたの目に私はどう映っていますか?
私は北海道朝高校2年の金志潤です。
私は見ての通り当然人間です。
この質問はとてもおかしい質問ですが、日本の私たち朝鮮人にとって、本当にこれが普通のこととして考えられていたのでしょうか?
こんなことを考えることはありませんでした。 昨年の春、あの場所を訪れるまでは・・・
ある日、担任の先生が「遺骨を発掘するワークショップに参加してみない?」と声をかけてくれました。
北海道は、ご存じの通り、きれいな景色、新鮮な魚やスイーツで有名で,多くの人たちが訪れ楽しんでいるところです。 しかし、あまり知られていない事実ですが、北海道は別名がありました。
「怨恨の土地」と呼ばれていたのです。
悲惨な歴史がここにあったのです。
ここ北海道の最北端に位置する猿払村浅茅野では1942年から1944年まで、飛行場の工事がありました。
この工事では約4000人の朝鮮人が強制労働で連れてこられ、毎日10時間を越える重労働を強制されました。
「たこ部屋」と呼ばれる悲惨な環境で暮らし、棒頭からリンチされたり病気にかかると医者にも診てもらえず放置されたり、生き埋めにされて犠牲になった人たちもいました。
彼らは、在日一世なのです。
このようにして犠牲になった一世たちの遺骨がこの、浅芽野にあるというのです。
私は、彼らの遺骨掘るために、浅芽野を尋ねました。
そこには信じられない光景が広がっていました。
遺骨が破片になっていて、たった一握りの土の中から無限にでてくるのです。
一つの箱の中に三体の遺骨が重なって入ってたり、その周辺の土の中には破片になった遺骨が無限に出てきたのです。私は過去のことを考えると怒りと悲しみで胸がはりさけそうでした。
「たこ部屋」では寝ることも食べることも着る服も充分ではありませんでした。
彼らの生活には何の保証もありませんでした。
それに加え自国を失ったことによってありとあらゆる屈辱を味わい存在自体も否定され暴行をうけ、
私たちのたくさんの先祖は、植民地支配のもとで犠牲になった。
これが、私たちの祖先です。そして在日一世なのです。 そもそも、彼らも皆、人間なのです。
私達在日同胞は、日本政府の差別と抑圧の中で、間違いなくそこで生きていたのです。
私たちの先祖たちが人間としての生活を渇望し、朝鮮人としての権利のために戦ったのだと、痛感しました。
同時に、私たちが私たち自身の誇りを持ってここ、日本で暮らせる権利を守ってくれた彼らに心から感謝をしました。
しかし今、私達在日同胞の権利が危機にさらされています。
日本の今在日同胞に直接課せられている抑圧や差別政策は、様々に形を変えて現存しています。
それが高校無償化問題です。
最近では、日本政府は「高校無償化から朝鮮学校を除外する。」方針です。
これは、私達の宝物=ウリハッキョをなくそうというのが本質です。
1世、2世たちが築き闘いの末守り抜いてきたわたし達の権利を奪おうというのです。
1世たちが汗水垂らして建て、2世達が守ってきたウリハッキョをどうやって簡単に渡すことができましょう。
私はどうにか私達の権利を守ろうと決心し、1万人署名朝高運動を展開して必ず達成させようと堅く決心しました。
私達は個人の署名運動はもちろん、街頭宣伝、日本学校に協力お願いし署名活動をする方法で、高校無償化除外の不当性を叫びました。
「私達はお金を望んではいない、人権を下さい!!」と。
Dear friends.
今私達に何ができますか?考えてみてください。
今私達を取り巻いた社会は「在日朝鮮人」、「朝鮮学生」として生きていくのが難しいと思われます。
私達の存在は当然なものではないのです。
ハラボジ、ハルモ二達が私たちの未来を切り開いてくれたように、私たちの後代たちのためにより良い社会を築き上げることは、私たちの当然の「先代達にたいする義理」であり「後代に対する責任」だと思います。
これを実現することが私の夢です。
この私の夢のためにはまず、私は朝鮮大学校に入学することを決心しました。
そして、次世代はそのままの私たちの姿で、きっと完璧であろうと自信を持てるように最善を尽くします。
浅茅野の体験が私に気づかせてくれたのです。
私は、堂々とこれかもこう言います。
「私は金志潤です。 私は朝鮮人です。 私は北海道朝高です!」。と。
Thank you.
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