ロシア副首相らが北方領土を訪問…震災後初の要人 軍備強化、インフラ整備で実行支配強化の姿勢

震災後は鳴りを潜めていたロシアの強行路線ですが、
そろそろ動き出したようです。
軍備強化。
また要人の訪問。
中国(尖閣)や韓国(竹島)と同様、
どうしようもないですね、この国も。
ロシア軍は新装備の配備を開始を発表。
防衛省の折木良一統合幕僚長は動向を注視。
時事:北方領土の軍備強化開始へ=沿岸防衛に対艦ミサイル―ロシア(2011/05/11-20:55)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011051100802
【モスクワ時事】ロシア軍のマカロフ参謀総長は11日、北方領土の軍備強化のため、今年後半から択捉、国後両島に駐屯する第18機関銃・砲兵師団に新装備の配備を開始すると述べた。インタファクス通信が伝えた。
東日本大震災後、ロシアは北方領土問題をめぐる対日攻勢を一時緩めていたが、再び強硬姿勢に転じた形だ。
マカロフ参謀総長によると、北方領土の軍備強化計画は2014~15年までに完了する予定。沿岸防衛のため、対艦ミサイル「ヤホント」の発射装置「バスチオン」も配備するとしている。ヤホントは射程300キロの超音速ミサイルで、標的を自動追尾する能力があるとされる。
同参謀総長は「クリール(千島)には陸、海、空の安全保障を確保できる新型兵器を配備する」と述べた。
昨年11月に国後島を訪問したメドベージェフ大統領は今年2月、北方領土はロシアの「不可分の領土」と述べ、セルジュコフ国防相に安保強化を指示。国防省は軍備強化計画を策定し、近く大統領に提出する見通しという。
時事:ロシア軍の動向注視=北方領土の軍備増強報道―統幕長 2011年5月12日 17時13分
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110512/Jiji_20110512X743.html
ロシア軍が北方領土の軍備増強に乗り出すと伝えられたことについて、防衛省の折木良一統合幕僚長は12日の記者会見で、「安全保障に及ぼす影響などを考えながら、(動向を)注視したい」と述べた。
折木統幕長は「北方四島に軍備増強するということは、私自身としては非常に理解しづらい」と述べ、領土問題をめぐり対日攻勢を一時緩めていたロシア側の姿勢転換に疑問を呈した。
インタファクス通信は11日、ロシア軍参謀総長が今年後半から択捉、国後両島で対艦ミサイルシステムを含む新装備を配備すると述べたなどと伝えた。
東日本大震災後、初の要人訪問。
理由は“インフラ整備のため”だそうです。
共同:ロシア副首相らが北方領土を訪問 震災後初の要人
2011年5月15日 10時28分 (2011年5月15日 16時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20110515/
Kyodo_OT_MN2011051501000134.html
【ウラジオストク共同】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州の当局者らによると、ロシアのイワノフ副首相ら5閣僚などで構成する政府代表団が15日、北方領土の択捉島と国後島を訪問した。北方領土を含む千島列島のインフラを整備する「社会経済発展計画」の進捗状況の確認が目的。東日本大震災後、ロシア政府要人の北方領土訪問は初めて。5人という多数の閣僚が同時に北方領土入りしたのは異例。
毎日:露副首相ら5閣僚が択捉、国後島訪問 震災後初
2011年5月15日 10時42分 更新:5月15日 22時6分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110515k0000e030014000c.html
画像=国後島のユジノクリリスク(日本名・古釜布)で、新設された港の岸壁を視察するイワノフ副首相(右端)らロシア政府代表団=2011年5月15日、国後島住民提供
【モスクワ田中洋之】ロシアのイワノフ副首相を団長とする5閣僚ら約40人の政府代表団が15日、北方領土の択捉島と国後島を訪れた。東日本大震災後、ロシア閣僚の北方領土入りは初めて。ロシアは震災で日本への人道支援やエネルギー供給増など対日支援策を打ち出していたが、北方領土の実効支配を強化する立場に変わりがないことを示した。
訪問は、ロシア政府が進める「クリル諸島(北方領土を含む千島列島)社会経済発展計画(07~15年)」の進捗(しんちょく)状況視察が目的。インタファクス通信によると、サハリンから飛行機で択捉島に入ったイワノフ副首相は、同計画について「交通インフラの整備とエネルギー・社会分野の発展」を主要課題に挙げ、特に地熱発電所や空港の建設を推進する考えを示した。また、同行したサハリン州のホロシャビン知事は、同計画に政府から160億ルーブル(約460億円)が追加投入され、予算総額は現行のほぼ倍になる見通しを示した。代表団はその後、国後島を訪れた。
代表団にはレビチン運輸相、ナビウリナ経済発展相、トルトネフ天然資源相、バサルギン地域発展相が参加した。複数のロシア閣僚が一度に北方領土入りするのは極めて異例。団長を務めたイワノフ副首相はプーチン首相の側近で、国防相時代の05年と第1副首相時代の07年にも北方領土を訪れている。
国後島には、北方四島ロシア住民との「ビザなし交流」で、今年度の日本側第1陣46人が14~16日の日程で訪問中。ロシア側は同時期の代表団派遣で、四島の実効支配を印象づけた形だ。
ロシアは昨年11月にメドベージェフ大統領が旧ソ連・ロシアの指導者として初めて国後島を訪問。その後、閣僚が月1回のペースで北方領土入りしていたが、2月4日にセルジュコフ国防相が訪問してからは途絶えていた。
時事:副首相らが北方領土訪問=インフラ整備で追加投資-ロシア(2011/05/15-23:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011051500050
【モスクワ時事】ロシアのイワノフ副首相ら政府代表団は15日、北方領土の択捉島を訪れた。東日本大震災後、ロシア政府要人による北方領土訪問は初めて。インタファクス通信が伝えた。
空港や港湾などのインフラ施設を視察し、「クリール(千島)諸島社会・経済発展計画」(2007~15年)の進捗(しんちょく)状況を点検するのが目的。代表団にはナビウリナ経済発展相、レビチン運輸相、トルトネフ天然資源相、バサルギン地域発展相らが加わっている。
イワノフ副首相は択捉で開かれた会合で、北方領土のインフラは不十分との認識を示し、「空港や道路が整備されるまで、いかなる発展もあり得ない」と指摘した。択捉島では新空港の建設が進められている。
会合後、ホロシャビン・サハリン州知事は発展計画で連邦・州政府が計160億ルーブル(約470億円)を追加投資することを明らかにした。現在、同計画に盛り込まれている15年までの連邦政府投資額は150億ルーブルでほぼ倍増となる。
一方、タス通信によると、トルトネフ天然資源相は14日、サハリン州政府機関に対し、北方領土での金や希少金属レニウムの探鉱・開発計画を策定するよう指示した。
(追記)
時事:240億円の追加支出必要=北方領土インフラ整備でロ副首相 2011年5月18日 06時43分
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20110518/Jiji_20110518X697.html
日本は抗議。
抗議はもちろんすべきです。
でも、抗議だけじゃなく、他にもっと良策を考えないと。
民主党政権になってから完全に舐められているんだから。
毎日:北方領土:露閣僚訪問「受け入れられぬ」 駐日大使に抗議
2011年5月15日 22時20分(最終更新 5月15日 23時26分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110516k0000m010117000c.html
ロシアのイワノフ副首相らが北方領土を訪問したことを受け、外務省の小寺次郎欧州局長は15日、ロシアのベールイ駐日大使に「日本として受け入れられない」と電話で抗議した。松本剛明外相が16日にもベールイ大使を呼び抗議することも検討している。
メドベージェフ大統領の訪問以降、政府は対露戦略を練り直し、経済協力の拡大をテコに関係改善を図ってきたが、ロシア側の強硬姿勢を突き付けられた形だ。
外務省は今月26、27日のフランスでの主要8カ国(G8)首脳会議の際に、菅直人首相と大統領の会談を調整しており、北方領土に関する日本の立場を伝えるほか、経済やエネルギー、原子力の安全性などの分野で関係強化を図り、領土交渉を進めたい考えだ。【犬飼直幸】
毎日:露副首相訪問 「震災休戦」一転、日露関係再び対立含み 2011年5月16日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20110516ddm007030144000c.html
【モスクワ大前仁】ロシアのイワノフ副首相ら5閣僚が15日、北方領土の国後、択捉両島を訪問し、東日本大震災への人道支援など日本への友好姿勢を見せていたロシアが、領土問題では譲歩しない姿勢を改めて示した。日露関係は震災による「休戦」状態から、再び対立含みに戻りそうだ。
ロシアは大震災後、日本への同情的なロシア国内世論も踏まえ、160人を超える大規模な人道支援部隊を日本に派遣するなど友好姿勢を前面に出した。プーチン首相は震災翌日の3月12日、日本を「親しい隣国」と呼び、原発事故で電力供給不足が予想される日本への液化天然ガス(LNG)供給増を指示した。だが「震災の神通力がいつまでも続くわけでない」(日露外交筋)との見方もあった。
震災から2カ月にあたる11日、ロシア軍のマカロフ参謀総長は、国後、択捉両島に駐留する第18機関銃砲兵師団の再編計画について、今後4~5年で兵器や装備を更新していく工程を明らかにし、沿岸防衛用の移動式ミサイル「バスティオン」を配備する見通しを示した。同師団の整備計画では、攻撃ヘリ「ミル28N」や対艦巡航ミサイル「ヤホント」の配備も検討されている。北方四島の防衛力強化と同時に、日本からの返還要求をけん制する狙いもあるとみられる。
ロシアでは今年12月の下院選、来年3月の大統領選をひかえ、プーチン首相が今月6日、超党派が結束する「全ロシア国民戦線」の発足を呼びかけるなど存在感を強めている。主導権を握られた形のメドベージェフ大統領には、今回の政府代表団の国後、択捉島への派遣で指導力を誇示する狙いがあるとの見方もある。大統領は昨年11月、旧ソ連・ロシアの国家元首として初めて北方領土の国後島を訪れたが、この時も次期大統領選への再選出馬をにらんだ動きとの指摘が出ていた。
時事:駐日ロシア大使に抗議=副首相の北方領土訪問―松本外相 2011年5月16日 10時41分
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20110516/Jiji_20110516X290.html
松本剛明外相は16日午前、外務省にベールイ駐日ロシア大使を呼び、イワノフ副首相らロシア政府代表団が北方領土の択捉島を訪問したことについて「ロシア政府要人が北方領土訪問を続けていることは日本の原則的立場と相いれず、わが国国民の感情を傷つけ遺憾だ」と述べ、抗議した。
ベールイ大使は、北方領土はロシア領であるとの立場を示しつつ「今回の目的は北方領土の発展計画のためだ」と述べ、択捉島のインフラ整備の調査が目的だと説明した。
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■追記
露副首相らの北方領土訪問「止めるよう言った」原田大使会見
配信元:産経 2011/05/20 00:07更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/507779/
【モスクワ=佐藤貴生】原田親仁駐ロシア大使は19日、モスクワ市内の日本大使館で、着任後初めて記者会見し、15日のイワノフ副首相らの北方領土訪問について、事前に情報を入手していたため、訪問を止めるようロシア側に伝えていたことを明らかにした。
原田大使は着任翌日の今月6日にボロダフキン外務次官、13日にデニソフ第1外務次官と相次いで面会、2人に対して「(訪問)をやめるよう言った」と述べた。副首相や閣僚数人は15日、北方領土の択捉、国後両島を視察名目で訪れた。
大使は一連のロシア側政府高官との面談のさい、経済協力ばかり話題にしていたのでは-との質問に対し、「経済に特化したわけではない」と否定し、日本政府の方針に基づいて北方領土問題を交渉する意向を強調した。
また、大使がソ連時代、モスクワの日本大使館に勤務していたさい、大使館員が外交特権を利用して車を売り、得た闇ルートの金をプールしていた-といった疑惑については、「ソ連・ロシアに対し、うしめろたいことは一切ない。心配ない」と語った。
韓国の野党議員らが北方領土を訪問し、
その後韓国閣僚が竹島を訪問しています。
くわしくはこちらを。
日韓国会議員会議で無茶苦茶な要求をした姜昌一議員(野党)ら初の北方領土訪問 韓国閣僚も竹島訪問 2011-05-26
http://doumin.exblog.jp/13654368/
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北方領土、樺太
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東日本大震災(東北太平洋沖地震)
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