現地トップである政府の原子力災害現地対策本部長(池田経済産業副大臣)が不在…政府、10日以上公表せず

恫喝大臣と逆ギレ副大臣のバトル。
何でこうなるのか・・・。
この人たち、やる気はあるんでしょうか?
産経:現地本部長の池田副大臣が入院…政府、10日以上公表せず 後任は田嶋政務官
2011.6.1 00:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110601/plc11060100220000-n1.htm
東京電力福島第1原発事故に対応する政府の原子力災害現地対策本部で本部長を務める池田元久経済産業副大臣が5月19日から体調不良を理由に入院し、10日以上も「現地指揮官」の不在が続いていることが分かった。菅直人首相は事実関係を認め、31日夜、後任の現地対策本部長に田嶋要経産政務官を起用する方針を固めた。
池田氏は胃潰瘍(いかいよう)などと診断されたがすでに退院し、自宅療養中。政府は池田氏の入院をこれまで公表しておらず、隠蔽(いんぺい)体質がまたも浮き彫りになった。
31日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、自民党の西村康稔氏が「10日以上も隠していたのか」とただすと海江田万里経済産業相が事実関係を認めた。
海江田氏は「隠してはいない。任に堪えないならば代わりの人にやってもらいたいと首相に伝えている」と説明。首相は「副大臣、政務官の常駐が望ましい。(池田氏の)復帰は難しいので早急に他の副大臣や政務官に対応してもらうよう海江田経産相と相談したい」と述べた。
一方、池田氏は、5月18日に現地本部を離れる際に「後任の本部長を置いてほしい」と申し出たが、海江田氏が「福島に戻らないなら副大臣の辞表を出せ」と拒否したことが分かった。関係者が明らかにした。
池田氏は副大臣辞任を拒否したため両者の溝が埋まらず本部長不在が続いた。福島県は現地対策本部に「後任は来るのか」と何度も問い合わせたが、回答はなかった。池田氏は「人を使い捨てにする非人道的なやり方だ。民主党になじまない」と周辺に強い不満を漏らしているという。
時事:原発対応また失点-政府=現地本部長不在、公表せず(2011/05/31-19:27)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011053100837
東京電力福島第1原発事故で政府の現地対策本部長を務めている池田元久経済産業副大臣が体調不良で不在となっていることが31日の衆院復興特別委員会で明らかになった。事故対応をめぐっては、海水注入問題で東電との情報伝達のずさんさが表面化したばかり。政府はまたも失点した格好で、足元の民主党からも批判が上がった。
「早急に他の副大臣、政務官に対応してもらうよう海江田万里経産相と相談したい」。菅直人首相は同日の特別委で、現地対策本部長が「長期不在」の非を認め、速やかに後任を決める考えを示した。
現地対策本部長は福島県庁に常駐し、東電や福島県との連絡・調整を行うポスト。池田氏は5月19日に「過労」で検査入院し、現在は自宅療養中だ。この間、経産省原子力安全・保安院の次長が本部長を代行したが、現場責任者が10日余り不在であり、政府はその事実を公表しなかったことになる。
毎日:東日本大震災:原発対策、現地トップ不在判明 自民は「隠蔽」追及 次々釈明、政府側 2011年6月1日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110601ddm005040119000c.html
◇衆院集中審議
衆院東日本大震災復興特別委員会で31日に行われた集中審議で、東京電力福島第1原発事故で政府の原子力災害現地対策本部長を務める池田元久副経済産業相(70)が19日から入院し、本部長不在になっていることが明らかになった。1日に内閣不信任決議案を提出する構えの自民党は「またも情報の隠蔽(いんぺい)だ」と勢いづき、政府側は「支障はなかった」と釈明に追われた。【松尾良、佐藤丈一】
この日の委員会で自民党の西村康稔氏は「現地対策本部の責任者はだれか」と質問。海江田万里経産相は「池田氏は体を壊して入院し、今は自宅療養中」と答弁し、経産省原子力安全・保安院次長が事務を代行していることを認めた。本部長不在は西村氏が集中審議に備えて用意したカードだった。
「なぜ隠したのか」とたたみかける西村氏に、海江田氏は「隠してはいない。(菅直人)首相にも『任に堪えないなら代わりの人にやってほしい』と伝えた」と反論。責任を転嫁された格好の菅首相は「早急にほかの副大臣か政務官に対応してもらう」と答弁した。
枝野幸男官房長官は「事務方の次長を先頭に、各省政務(三役)が必要に応じて関係省庁との調整を担っている」と答弁。31日の記者会見で「早期に復帰していただく期待の中で、事務方のトップが指揮を執る中でも対応できると判断したと推測する」と支障は生じていないことを強調したが、枝野氏が池田氏の不在を知ったのはこの日のことだった。
福島第1原発1号機への海水注入を巡って政府と東電の説明が混乱したばかりだけに、自民党は「一層の危機管理体制の欠如という意味で(内閣)不信任(決議案提出)の大きな理由になる」(大島理森副総裁)と批判を強めている。
◇後任本部長に田嶋経産政務官
政府は31日、池田氏の後任の本部長に田嶋要経産政務官を充て、1日から福島県に派遣することを決めた。
時事:「きちんと説明を」=池田本部長不在で不快感-福島知事(2011/05/31-13:45)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011053100411
福島県の佐藤雄平知事は31日、福島第1原発事故で政府の現地対策本部長を務める池田元久経済産業副大臣が19日から体調不良で不在であることに関し「きちんと事前に説明してほしかった」と、報告を受けた県幹部に不快感を示した。
県幹部によると、現地対策本部から18日に内堀雅雄副知事に「池田氏が検査入院する」との話が事前にあり、佐藤知事にも伝えた。しかし、長く不在になるとは聞いておらず、県側は「長期の不在は困る」「早く池田氏を現地に戻してほしい」と、政府に求めていた。
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■関連記事
東京新聞:現地対策本部長 6回も交代 野党追及 政府は陳謝 2011年4月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011041902100011.html
十八日の参院予算委員会集中審議で、福島第一原発事故を受けて政府が設置した「原子力災害現地対策本部」の本部長が、頻繁に交代していたことが明らかになった。政府は事実関係を認めた上で陳謝した。
原子力災害対策特別措置法では、現地対策本部は緊急事態が想定される地域に設置。事務を掌握する本部長は、首相が副大臣や政務官の中から指名することになっている。今回の原発事故を受けて、三月十一日に設置された現地対策本部の本部長には、経済産業省の池田元久副大臣が就任した。
原子力災害対策本部によると、池田氏の就任後、本部長ポストは四日後に松下忠洋副大臣、その十四日後に再び池田氏、その三日後に中山義活政務官が務めるなど、三人の間で六回も交代した。四月十一日以降は池田氏が務めている。
この問題を取り上げた岩城光英氏(自民)は「本部長がころころ代わって、現地で責任ある対応ができるのか非常に疑問だ」と迫った。
これに対し、海江田万里経産相は「これほどころころ代わってはいけなかった。おわび申し上げる」と陳謝。「(本部長は)現地に二十四時間詰めていないといけないので、池田氏が(政府への)報告で現地を離れる時、もう一人の副大臣か政務官に辞令を出し、本部長に任じた。菅直人首相の許可は得ている」と釈明した。
首相は「現地本部には、重要な役割があると認識している」と述べるにとどめた。
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■7/13追記
菅首相なみの驚異的“粘り腰” 池田副大臣のプライドと執念
週刊文春2011年7月21日号「THIS WEEK 政治」
http://bunshun.jp/shukanbunshun/thisweek_pol/110721.html
「俺は簡単には辞めない」
と居座りを決め込む菅直人首相。六日の衆院予算委員会では、早期退陣か衆院解散を、と迫った渡辺喜美みんなの党代表に対して、こう宣言した。
「大きな激励と受け止めた。満身創痍、刀折れ矢尽きるまで、私の力の及ぶ限りやるべきことをやっていきたい」
その一方で、首相に負けず劣らずの粘り腰を見せているのが、経済産業副大臣の池田元久衆院議員(神奈川六区)である。
NHK記者出身の池田氏は当選六回の七十歳。仙谷由人官房副長官や岡田克也幹事長と同じ一九九〇年初当選組だが、二回の落選がたたり、今や当選回数も年齢も下の海江田万里経産相に仕える身だ。
同僚の民主党議員が語る。
「プライドの高い池田氏は『海江田ごとき……』という対抗意識が強く、何かと張り合うため、海江田氏は手を焼いていた。五月に池田氏が体調を崩して一時入院したのを機に、海江田氏は池田切りに踏み切った。まず福島第一原発事故の現地対策本部長の職を解き、副大臣の辞表を自主的に提出するよう促したのだが、池田氏は『体調は順調に回復している。辞める理由はない』と拒否。それなら人事権を行使するだけと、海江田氏は交代人事を発令しようとしたが、池田氏の徹底抗戦でいまだに実現していない。すさまじい執念だよ」
海江田氏の要請を受けて、首相はこの間二度、池田氏の後任人事を進めようとした。最初は首相補佐官だった馬淵澄夫衆院議員に経産副大臣への転出を持ち掛けたが、馬淵氏はアッサリ打診を拒否。
次は中山義活政務官に副大臣昇格を要請し、了承を取り付けた。しかし、今度は民主党国対からクレームがついたとの理由で、首相が「さっきの話はなかったことにしてくれ」と要請そのものを取り消したため幻に終わった。
偶然にも池田氏にとってラッキーが続いたと思いきや、中山政務官が属する鳩山グループ関係者は、こう明かす。
「国対のクレーム云々は表向きの方便。人事がつぶれた本当の理由は、池田氏が『どうしてもクビにすると言うなら、俺の知っていることを洗いざらいバラすぞ』と首相を脅したからだと聞く。原発事故対応のミスに関することだろう」
その真偽は藪の中だが、鳩山グループ内ではそうした見方が専ら。鳩山由紀夫前首相も「一度、池田さんから話を聞きたい」と強い関心を示しているという。
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