オーストラリア出身の47歳の芸者が、
「外国人であるという理由だけで、組合が独立を認めてくれない」
などと、豪有力紙に話しているようです。
(この時点でもう・・・何て言うか・・・外国人差別とか変な方向に行かなきゃいいけど)
記事を読み比べ。
共同通信。
共同:外国人芸者の独立認めず 浅草の組合「想定外」と困惑 2011/06/06 19:35
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060601000900.html

「芸者」講座の受講生におしろいを塗り、「半玉」に仕上げていく紗幸さん=2010年6月、東京都港区の慶応大
【シドニー共同】「初の外国人芸者」として東京・浅草で活躍してきたオーストラリア出身の女性が、置き屋や料亭の加盟する東京浅草組合に独立の許可を求めたところ、拒否されていたことが6日分かった。女性は豪有力紙に「外国人であるという理由だけで認められなかった」と述べた。
同組合は共同通信の取材に「日本国籍を有するという条件が規約にあるが、短期で勉強をしたいということだったので芸者になることを特別に認めた経緯がある。そもそも独立は想定していなかった」と答えた。
オーストラリアン紙などによると、女性は2007年に芸者デビューした紗幸さん。
デイリースポーツ、
四国新聞、
西日本新聞、
河北新報、
下野新聞、
熊本日日、
福島民報、
京都新聞など、
ほとんどはこのまま配信していて、全く同じでした。
共同を基にしているけど、ちょっと違うところ。(数種類の配信があるのかな?)
産経と東京(中日)とスポニチ。
産経は、見出しも少し変わっています。
産経:外国人芸者の独立ダメ 業界組合「想定外」と困惑 2011.6.6 20:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110606/asi11060620090004-n1.htm
(略 ※共同と同じ)
置き屋の主人が病気になり、営業が困難になったことなどを機に独立の許可を求めたが、認められなかった。紗幸さんは同紙に「白人が芸者になるのは大変。努力しただけにつらい」と話した。(共同)
東京&中日の記事。
東京新聞&中日スポーツ:外国人芸者の独立認めず 浅草の組合「想定外」と困惑
2011年6月6日 19時45分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060601000902.html
http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2011060601000902.html
(略 ※共同と同じ)
置き屋の主人が病気になり、営業を続けることが困難になったことなどを機に独立の許可を求めたが、認められなかった。
紗幸さんは同紙に「白人が芸者になるのは大変なこと。懸命に努力しただけに、とてもつらい」と話した。本人は芸者を続けることを希望しているが、同組合によると、今年2月に所属する置き屋を除籍されたという。
紗幸さんは15歳で日本に来て、日本の高校、慶応大で学んだ後、博士号を取得したオックスフォード大で専攻していた社会人類学のフィールドワークがきっかけとなり、芸者の世界に入った。
スポニチ。
スポニチ:外国人芸者の独立ダメ…業界組合「想定外」と困惑[ 2011年6月6日 19:33 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/06/06/kiji/K20110606000971140.html
(略 ※東京&中日と同じ)
ここまでは、
紗幸さん側の立場でしか報じていないようですね。
時事通信は、
サンデー・テレグラフの報道に少しだけ触れています。
時事:オーストラリア出身の芸者、独立を拒否される(2011/06/06-22:53)
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20110606027106a
【シドニー6日AFP=時事】2007年に欧米系で初の芸者となったオーストラリア出身の「紗幸」さんが、置き屋の主人が病気で仕事を続けられなくなったため業界団体の東京浅草組合に独立を打診したところ、外国人であることを理由に拒否された。オーストラリアン紙が6日報じた。紗幸さんは芸者は続けていくつもりだという。(写真は芸者たち。東京・浅草寺で撮影)
同紙によると、紗幸さんは「昨年12月、独立を許可してもらえるか組合に尋ねたところ、外国人だからだめだとはっきり言われた」と語った。組合とたもとを分かったとの報道は否定したものの、現在の自分の置かれた立場が不明確なものとなっていることは認めた。英サンデー・テレグラフ紙は、紗幸さんが芸者の世界の慣わしを破ったことを非難され、組合を脱退したと伝えていた。
紗幸さんは、初の「白人芸者」になるため多大な努力をしたと強調した上で、「外国人であるという理由だけで組合が独立を認めないのはつらいこと」と述べた。ただ、自分は浅草や他の地域の芸者仲間のほか、客から強く支持されているとし、芸者を続けていくつもりだと語った。
紗幸さんは15歳のときに交換留学生で日本を訪れ、高校、大学に通った。その後、英オックスフォード大学で博士号を取得している。 〔AFP=時事〕
この記事の英文はこちら【英文時事コム】
サーチナ(中国網)は、
この女性の勝手な振る舞いを報じています。
先輩に従わず勝手放題…日本初の外国人芸者、除名される 2011/06/07(火) 10:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0607&f=national_0607_050.shtml
外国籍で唯一の日本芸者として活動していたオーストラリア人女性が、「業界の名声を傷つける」との理由で芸者協会から除名された。中国網が伝えた。
オーストラリア人女性のフィオナ・グラハムさん(47)は、15歳で日本を訪れて日本文化に魅せられ、日本の高校と大学に進学した。その後、芸者の道を志し、厳しい修行を経て2007年に「紗幸」(さゆき)の源氏名で芸者デビュー。400年の歴史をもつ日本芸者業界初の外国人芸者として当時脚光を浴びた。
しかし、彼女にとって「先輩の言うことに従う」という伝統的な格式が窮屈だったようだ。新人芸者が受けるべき芸事の稽古に参加せず、出演を認めてくれなかった先輩を大声で怒鳴ったり、勝手に客を呼んで芸を披露したりといった話が周囲の芸者から起こった。
グラハムさんが所属する浅草の芸者協会も彼女の振る舞いをついに見かね、協会からの除名を決定した。グラハムさん本人はこの件について沈黙を続けているという。(編集担当:柳川俊之)
結局廃業したようです。
東京新聞:外国人芸者 独立はダメ 浅草の組合「想定外」 2011年6月7日 07時01分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060790070110.html
「花柳界初の西洋人芸者」として東京・浅草で活動していたオーストラリア女性が、芸者を廃業していたことが六日、分かった。女性はオーストラリアの地元紙に、置き屋や料亭が所属する東京浅草組合(台東区)に「独立の許可を求めたが、外国人であるという理由で拒否された」と語っている。
女性はメルボルン出身の紗幸(さゆき)さん。十五歳で来日、慶大などで学び、英オックスフォード大で社会人類学の博士号を取得。テレビ番組制作の仕事がきっかけで花柳界入り、二〇〇七年十二月に浅草芸者としてお披露目された。
オーストラリアン紙電子版は東京特派員の署名で、紗幸さんが昨年十二月に独立許可を求めたが、拒否されたと伝えた。同組合によると今年二月、置き屋は紗幸さんを除籍し、慣例によって紗幸さんの廃業届を同組合に出した。
同組合は「日本国籍が条件という規約はあるが、勉強したいということで特別に認めた経緯がある。もともと独立は想定していなかった」と説明。除籍理由は「プライベートのことでありコメントしない」としている。
芸者は四年以上活動した上で、置き屋の推薦を受け、組合が認めた場合に独立できる。
紗幸さんは六日夜、本紙に「(今も)他の芸者さんをはじめ花柳界に協力してもらっている。感謝の気持ちでいっぱい。どういう形をとるかは分からないが、芸者は必ず続けるつもり」と話している。
(東京新聞)
WSJ:日本初の外国人芸者、廃業か 2011/6/7 20:33
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/06/07/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%9D%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E8%8A%B8%E8%80%85%E3%80%81%E5%BB%83%E6%A5%AD%E3%81%8B/
日本初の外国人芸者として東京・浅草で活動していたオーストラリア人女性が、所属する団体から除名されていたと各メディアが伝えた。
Courtesy of Sayuki
紗幸さん
もともとオックスフォード大学で社会人類学の研究をしていたフィオナ・グラハムさんは、「紗幸」の名で2007年から活動していた。地元紙オーストラリアンの記事によると、グラハムさんは、置き屋や料亭が所属する東京浅草組合に、置き屋の「おかあさん」が体調を崩し、活動を続けられなくなったことから独立したいと申し出たところ、外国籍であることを理由に断られたという。組合は国内メディアに対し、日本国籍が条件だが、今回は研究の一部ということで特別に認め、独立は想定していなかったと述べている。
また、国内メディアによると、グラハムさんは芸事の稽古にはあまり参加せず、先輩の言うことに従わなかったようだ。また、自身のウェブサイトを通じて座敷の予約も受け付けたり、出演を認めてくれなかった先輩芸者に対して大きな声で苦情を言ったそうだ。
今回の事件は、現代社会と伝統的文化の融合がいかに難しいかを物語っているようだ。角界で起きている八百長問題も、その一例ではないか。グラハムさんは、インターネットを使って自らの芸者活動をPRし、また、西洋人にありがちな、芸者は売春婦だという誤ったイメージの払拭を試みていた。
グラハムさんと組合はこの件についてコメントを控えた。しかし、グラハムさんにとって、悪いことばかりではないかもしれない。今後、どこかで書籍や映画の話が出てくる、ということもあり得るのではないだろうか。
記者:Anna Novick
英語原文はこちら>>
WSJは角界を引き合いに出しているけど、ちょっと違うと思う。
(しきたり・慣わし等の似ている部分はあるけど)
これは、現代社会と伝統的文化の融合という問題ではない。
そもそも、この人は「短期で勉強・研究のため」として特別に許可を受け、芸者になっている。
そしてこの人の場合、普段の行いが悪い。
お姉さん方も組合も、紗幸は良く頑張っていると認めていれば、こうはならなかったでしょう。
芸者を特別に許可した時のように、独立だって検討したはず。
ところが、先輩を怒鳴る、稽古にあまり参加しない、直接予約を受けるなど、普段の行いがこれでは。
外国の人が日本の文化に惚れ込んでくれることは、嬉しい。
芸者のイメージアップに努めてくれていたのも嬉しいけど、
「郷に入っては郷に従え」が出来ないどころか、スタンドプレーとは。
ましてや、マスコミにこのようなことを語る芸妓さんって有り得ない。
(・・・しかも、捕鯨などで反日の気運が高まっているっぽいオーストラリアの有力紙に)
「日本国籍」という明確なルールがあることも、グラハムさんは最初の段階で知っているはず。
そこまでしたいのなら、
しきたり、慣わし、日本人の精神性なども含めて惚れ込んでほしかったし、
お客さん感覚のままで根を張ろうとしてほしくなかった。
外国人にとっては納得できないこともあるだろうけど、
それを押し通す権利はどこにもない。
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