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神奈川県も検査拒否から一転、荒茶も検査へ 生産・消費者が後押し 農家「県の考えは甘い。決断が遅い」
検査を拒否していた神奈川県も一転、
検査することにしたようです。

毎日:生葉規制値で荒茶も検査へ 生産・消費者が後押し /神奈川
2011年6月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110617ddlk14040263000c.html

 ◇「売れず」と実施訴え

 足柄茶から放射性物質が検出された問題を巡り、県は16日、生葉だけでなく、これまで拒否してきた荒茶についても同じ暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)で検査することを決めた。一番茶の出荷や二番茶の収穫を間近に控える中、これ以上の風評被害の防止と消費者の安心を重視する必要に迫られた。検査は準備ができ次第始める予定。黒岩祐治知事は「苦渋の決断だった」と説明した。

 県に方針転換を迫ったのは、生産者・消費者の声だった。県は黒岩知事の指示を受け、13日に市町村・農協など生産者・消費者団体に意見照会(対象47、回答38)を実施。その結果、7割以上が「科学的根拠に基づく規制値を設定すべきだ」と県の方針に賛同した一方、荒茶の検査に関しては「早期に荒茶でも検査すべきだ」が6割を超え「(科学的根拠に基づく)規制値が定まるまで検査をするべきでない」(18%)を大幅に上回った。

 農業関係者らが出席した16日の県の対策会議でも、足柄茶を集荷する県農協茶業センターの職員が「センターとしても消費者のことを考えると、このままでは売るに売れない」と検査の実施を訴えた。加えて、風評被害への補償基準が定まらない中、「検査しないと国や東京電力から補償が受けられないのでは」との懸念の声も上がっていた。

 県内では二番茶の収穫が来週から始まる予定。このため、県は二番茶の生葉検査を優先し、その後、暫定規制値を下回った10市町の一番茶の荒茶検査を実施する。現在、同センターに集荷されている一番茶の荒茶は7月20日ごろに販売予定で、県はこの時期までに荒茶の検査を終えたいとしている。

 一方、一番茶の生葉から暫定規制値を超える放射性セシウムを検出した6市町村に関しては出荷制限の解除方針が国から示されておらず、二番茶も含め収穫・出荷ができない状況が続いている。生産者の中には二番茶の収穫をあきらめ、茶葉のほぼ全てを刈る「深刈り」をしているところもあるが、補償の行方は不透明なままとなっている。

 黒岩知事は記者団に「筋が通らない話は受けるわけにはいかない。それは生産者や消費者にも理解してもらったが、『これ以上の風評被害を防ぐため、検査はやってほしい』との声に耳を傾けて判断した」と説明。「検査すれば厳しい結果が出ることは予想されるが、県としても切実な声を無視することはできない。補償は東電などに強く求めていく」と強調した。


 ◇県の方針転換「決断が遅い」

 県の方針転換について、農家からは「決断が遅い」との不満をのぞかせる声も出ている。南足柄市塚原の茶専業農家、菊池敏春さん(48)は「結局は検査しなければならない話。県の考えが甘いというか、ズルズルと先送りしてきただけの感じにしか見えない」とこぼした。【北川仁士、澤晴夫】



>「検査すれば厳しい結果が出ることは予想される」

それなのに、検査を拒否していたの?
検査さえしなければそのまま売れる=消費者のことは全く考えていない、
こう捉えられても仕方がないようなことを神奈川県知事は述べているんですが・・・。


静岡県の川勝平太知事には疑問を感じるけど、
神奈川県の黒岩祐治知事の対応にも・・・。


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■追記


毎日:放射性セシウム、足柄荒茶も初検出 県が出荷自粛要請 /神奈川
2011年6月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110622ddlk14040218000c.html
 県は21日、足柄茶の生葉を加工した荒茶から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。荒茶検査の受け入れ表明後、荒茶からの検出は初めて。暫定規制値を超えたのは松田町、山北町、相模原市の一番茶の荒茶。いずれも市場に出回る前のもので、県は自治体などに出荷の自粛を要請した。これにより、今年の足柄茶の8割以上が出荷できなくなった。

 3市町の荒茶は県農協茶業センターで集荷されており、7月下旬の出荷に備えていた。20日から県の衛生研究所で生葉の検査で暫定規制値を下回った10市町の一番茶の荒茶などを検査したところ、松田で1140ベクレル▽山北1250ベクレル▽相模原1290ベクレル--を検出した。

 すでに出荷停止となっている6市町村を加え、生産量の8割以上が出荷できなくなった。農家の被害額は2億5000万円に上るという。

 一方、同じ時期に検査した秦野市の一番茶の荒茶と二番茶の生葉は暫定規制値を下回り、一番茶に関しては出荷できることになった。秦野市は県内の足柄茶約200トン(荒茶段階)のうち約30トンを生産している。

 一番茶の生葉検査で規制値を下回った残りの6市町のうち、中井町を除く5市町では規制値を超えた自治体と一緒に加工していることなどを理由に出荷を取りやめており、一番茶の荒茶の検査対象は中井町を残すだけ。県では2~3日中に結果を出すとしている。二番茶についても、検査結果待ちの秦野市と中井、開成両町を除き、出荷できない状況となった。【北川仁士】

 ◇「一番茶全滅」嘆く生産者も
 生産者からは改めて憤りの声が上がった。

 山北町皆瀬川の茶農家で県農協茶業センター取締役の岩本章冶さん(71)は「国に科学的な根拠を示せと求めているが、何で規制値が暫定なのか。意味がわからない」と反発。「これで今年の一番茶は全滅だ。いつもの年なら来月上旬には一番茶の代金が入り人件費などの支払いをするが、一生懸命出荷したのに何もならない。廃棄処分にも金がかかるし、いくら補償をするといっても、いつになるか分からない。泣きたくなる」と嘆いた。【澤晴夫】


朝日:足柄茶ブランド 一番茶では断念 2011年06月23日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001106230004
 県内の大半の産地の茶葉から基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、県農協茶業センター(本社・山北町)は22日、緊急の取締役会を開いた。一番茶を「足柄茶」のブランド名で出荷しないことを決めた。他県産とのブレンドを検討する。

 製茶・販売を担う同センターでは、県産茶葉を50%以上を含んだものを「足柄茶」として出荷している。

 これまでに集荷された一番茶の荒茶約83・6トンのうち、基準値を下回った秦野市産は14トン。このうち県内の他の産地と混ぜられて出荷自粛の対象となる茶葉などを除くと、出荷のめどがたったのは1・4トンほどしかなく、「足柄茶」として流通させる量の確保ができないと判断した。

 今後、センターは「足柄茶」の味を損なわないようブレンドする県外産の茶葉を探すことになる。取締役の一人は「生き延びるためのやむを得ない措置。ネーミングも『足柄仕立て』のように変えなければならないだろう」と話す。

 収穫期を迎えつつある二番茶に関しては、主産地の山北町などの生茶の検査結果が出てから対応を決める。

(岡田宙太)


朝日:中井産荒茶も基準値超える 2011年06月24日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001106240003
 県は23日、中井町産の一番茶の荒茶から基準(1キロあたり500ベクレル)を超える1330ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同町産の茶葉の出荷自粛を要請。これで一番茶すべての検査を終え、今年の「足柄茶」の一番茶で出荷可能なのは、基準を下回った秦野市産だけになった。同市産は二番茶の荒茶も基準を下回った。

 県によると、出荷できない茶葉は足柄茶全体の約85%。金額にして約3億4千万円分という。

 黒岩祐治知事は「東電と国に賠償を確実に行うように申し入れる」とコメントした。

 また知事は、生茶より重さが軽くなり、放射性物質が濃縮される荒茶で生茶と同じ基準を設けた国に「引き続き科学的根拠に基づく規制値の設定を求める」と改めて表明した。中井町産茶葉も生茶段階では1キロ330ベクレルと基準値以下だったが、乾燥させるなどの荒茶加工で濃縮されて数値が跳ね上がった。



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by doumin | 2011-06-17 10:06 | 東日本大震災(東北太平洋沖地震)