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上田市長の悲願、札幌市電ループ化 3回目入札も不成立で随意契約に
日経:札幌市入札、2度目も不成立 市電の路線ループ化
2014/3/17 22:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFC1701E_X10C14A3L41000/
(魚拓1)(魚拓2)


道新:札幌の市電、環状化工事の入札、3回目も不成立(04/28 16:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/536125.html
(魚拓1)(魚拓2)


日経:札幌市電の環状化 3回目の入札不成立
2014/4/28 22:29
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO70531820Y4A420C1L41000/
(魚拓1)(魚拓2)


道新:来春開通予定が・・市電ループ化工事入札 三たび不成立 札幌市、随意契約も視野(04/29 17:54、04/30 00:10 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/536345.html
(魚拓1)(魚拓2)


朝日:札幌市電ループ化 随意契約に変更へ
2014年5月2日09時29分
http://www.asahi.com/articles/CMTW1405020100003.html
(魚拓1)(魚拓2)


道新:札幌市電、随意契約に ループ化土木工事 3度目の入札も不成立
(05/02 09:58、05/02 10:08 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/536854.html
(魚拓1)(魚拓2)
 札幌市は1日、路面電車(市電)のループ(環状)化工事のうち、土木部分のみを分割発注した工事の3回目の入札を行った。過去2回と同じく入札価格が市の予定価格の上限を上回り、成立しなかった。市は内規などで入札は原則3回までと規定しており、入札参加業者との随意契約の手続きに入った。

 随意契約でも予定価格は変更せず、業者には知らせない。業者が2日にも提出する再見積の価格が予定価格を下回れば、資格審査を経て正式契約する。対象になる業者は、3回目の入札参加者のみ。現時点で業者名は公表していない。

 ループ化は札幌市中心部の西4丁目―すすきの停留場の未接続区間約400メートルをつなぐ計画で、来春の開通を予定。東日本大震災の復興需要に伴う人手不足などを背景に、土木と軌道敷設を一体発注した過去2回の入札はいずれも不調。市は土木と軌道を切り離した発注に変え、土木は1回目の入札を4月24、25日、2回目を30日に行い、ともに不成立だった。<北海道新聞5月2日朝刊掲載>



それでなくとも赤字だというのに、
ここまでして延伸する必要性って一体何なんでしょうね?

たしかに、お年寄りには優しい乗り物なのは分かるし、
利便性も向上するであろうことも分かる。
でも、利用者は札幌市内全域ではなく、あくまでも一部。
一部の住民の交通機関でしかない電車を、
莫大な税金を使って無理矢理延伸。
ループ化で、観光客の電車利用が増加することも考えにくい。
旅行が大好きな上田市長は、視察名目で海外・国内旅行三昧。
反対の声が非常に多い事実も完全に無視。
しかも、ループ化することで黒字見込みどころか赤字拡大という試算。
意味が全く分からない。


ルートもひどい。
普段から渋滞している駅前通の車線を潰して線路を通す。
このルートは地下街もあるというのに。

札幌市:札幌市路面電車活用計画を策定しました
更新日:2013年10月4日
http://www.city.sapporo.jp/sogokotsu/shisaku/romen/public.html

上田市長の悲願、札幌市電ループ化 3回目入札も不成立で随意契約に_d0164331_1429837.gif


概算事業費

軌道工事関連
約12.5億円

電気工事関連
約6.5億円

合計
約19億円
※道路整備、底床車導入、既設路線改良等を含めると約90億円


個人的には市電延伸は反対。
地下鉄延伸のほうがずっと利点が多い。

ですが、どうしてもやると言うなら、
西4丁目とすすきのを、それぞれ創成川まで伸ばしてループ化すれば良かったのでは?
当然、事業費は拡大するけど、駅前通に通すよりよっぽどましだし、
西1丁目~創成川イーストの活性化にも繋がるし、
費用対効果としては優れているように思います。

いずれにしても、現状のルートではデメリットの方が大きすぎるでしょう。



・・・あーあ、こんな訳の分からないことにお金を使うくらいなら、
もっと別のことに使ってほしかった。
たとえば白石亭存続とか。 (多くの署名が集まるも、札幌市はあっさり売却)

google画像検索結果:札幌市 白石亭
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82%E3%80%80%E7%99%BD%E7%9F%B3%E4%BA%AD&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=uTFrU53mONG58gXAq4LAAw&ved=0CAoQ_AUoAw&biw=1244&bih=631&dpr=1


電車延伸を強行したとしても、
市職員の高額な人件費(アピールのため、多少の削減は実施している)をもっと見直すか、
一部の人間だけが喜ぶ変な事業をやめる・縮小するか、
外国人に福祉手当、朝鮮学校に補助金、朝鮮総連の固定資産税減免等々を見直すかすれば、
白石亭くらいは存続できたでしょ。

『桜の名所』『四季折々の美しい日本庭園』など、
みどころとして市もアピールしていけば、
札幌市民のみならず、周辺から訪れる人も増えたはず。
売却ありきだからこうなる。


上田さん曰く、 (売却前の話)

札幌市:平成22年度第10回定例市長記者会見記録 「『白石亭』売却の方針について」
更新日:2011年3月4日
http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2010/20100922/#s10
白石亭につきましては、もう既に何度か、今回1,500筆でありますが、8,000筆とか9,000筆とかいうご署名をちょうだいした経過がございますけれども、それを踏まえた上でも、札幌市の行財政改革プランの中で、この白石亭の歴史的建造物としてのですね、価値というのは高いものではないと。
(中略)
ただ、売却をする際にも、あそこには大変多くの樹木が植栽をされております。今も1,000本ぐらい木があって、そういう意味ではその木の保全といったことについては、札幌市も問題意識を持っておりまして、この木を保全をしていただくということができる方に買っていただけるような方法を売却条件に付するというようなことは、今検討中というふうにお考えいただきたいなと、こんなふうに思います。


だそうですが、
『札幌市行財政改革プラン』には、
まず『市長交代』を入れればよかったのにと思いました(笑)。


現在3期目の上田さんは、来年の市長選にまた出そうな雰囲気だけど、
これ以上はもう本当に勘弁してほしいです。



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■関連記事

札幌市議会議員:金子やすゆき氏のブログより

市電ループ化の議案が賛成多数で可決 2012年12月11日
http://kaneko-yasu.seesaa.net/article/306429173.html
(抜粋)
西4丁目とススキノ間に新しく市電の路線を開設する、いわゆる「ループ化」にかかる建設費用が約19億円。
どれくらいの乗客増を見込んでいるのか尋ねたところ、「一日あたり600人」とのことでした。
一年あたりの増収見込みは3200万円だそうです。

もともと市電は長いこと赤字が続いていて、収入と支出の差額、つまり赤字が毎年3億円近くあります。
この赤字をなんとかしようと考えたのが「ループ化」なのですが、19億円かけてたった3200万円の増収では、かえって赤字が増えてしまいます。
さらに、1両2億円以上する電車を今後全部入れ替え、さらに線路や電線などを入れ替えるのと、合計で約90億円。
委員会では多くの委員から疑問視する意見が出されたのですが、採決を行った結果、議案への反対は私ひとり。
残念ながら、自民・民主・公明の賛成多数で可決されてしまいました。
本日の経済委員会で可決されたループ化議案は、14日に本会議で全議員による採決が行われます。
いまのところ賛成多数で可決される見込みで、市電ループ化は今後、正式に国への申請になる運びです。



市電ループ化工事、今日の再入札も不調に終わる 2014年04月30日
http://kaneko-yasu.seesaa.net/article/395950279.html
(抜粋)
入札不調の原因は好景気による賃上げで人件費が高騰していているためです。
市電ループ化は上田市長の公約で、採算度外視で強行されていることは既報の通りですが、上田文雄氏が大好きな賃上げでループ化実現が危ぶまれていることは皮肉なものです。
民間企業ならとっくに計画見直しを迫られる事態ですが、全く見直しの機運は見られず、札幌市は市長公約実現のためには税金をいくらでもつぎ込むつもりのようです。

もともと札幌市中心部を貫く駅前通で市電ループ化を行うことには、渋滞や除雪など様々な懸念が指摘されていて、地元や関係者から反対の声が上がっています。
札幌市は「関係者と協議中」と議会にはずっと説明してきましたが、私が協議状況について情報公開請求を行ったところ、なんと「協議記録を一切残していない」とのことでした。
職員のウィズユーカードやタクシー券の使用記録はあるので、実際に協議に足を運んでいることは事実の模様。
しかし、多忙のためか不都合な真実を隠すためかはわかりませんが、公務の記録をあえて残さないという札幌市役所のずさんな(?)仕事ぶりには驚きを禁じえません。
市政の透明性も市民への説明責任もあったものではありません。
協議記録を札幌市が残していなくとも、相手方(国、北海道)が記録している可能性があるので、今後これらにも公開請求を行うつもりです。


物流ウィークリー:慢性的な渋滞なおそれ 札幌市電のループ化、荷捌きの停車できず
2014.04.22
http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-9698.php
(魚拓1)(魚拓2)


さっぽろの市電延伸を考えるキャンペーン
(「でんまが」は市電延伸に疑問を呈します!!)
http://www.sdcom.jp/denmaga/contents/tramcampaign/tramcampaign.html


道新:札幌市の路面電車(市電)の延伸問題
http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20070414/
(魚拓1)(魚拓2)



こんな話もありました。
(信憑性は各自でご判断をお願い致します)

建設関係業者に聞いた札幌市電ループ化工事の入札不調の謎
2014-04-03
http://sapporono.blog.fc2.com/blog-entry-220.html
(抜粋)
建設関係業者曰く、確かに道新が書くように「業界関係者によると、道内は震災復興に加え、北海道新幹線関連やJR北海道のレールトラブル対策の工事発注が続いている。」
という状況もあるそうなのですが、入札条件をちょっと知ったものが見るとわかるそうなのですが
条件を満たす業者は道内に1社しかないとのことで、札建工業株式会社という会社です。

つまり入札とはいいつつ、必要とする技術者の人数やら管理体制などから考えると札建工業株式会社しか応札できる会社はなく
実質的には特命のようなものらしいのです、並みの業者ならへいこらして受注するところだと思うのですが・・・

ところが聞いた話では、札幌市とこの札建工業株式会社はあまり良好な関係とは言えないらしく、過去に受注した工事を巡ってトラブルになったことがあるとかで、元々札幌市を歯牙にもかけないくらいのプライドがあるそうです。

そこで謎なんですが、そうした因縁のある業者しか応札能力がないにも関わらずそうした要件でなんども入札するとは
札幌市は一体何を考えているのか?ということです。

入札条件を変えて大手ゼネコンが入札できるような内容にすれば工事を発注できるかも知れないと
その建設関係業者は言っておりましたが、どうもそんな雰囲気はないらしく。

これは実質的な役人のサボタージュなんでしょうかね?



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■追記

北海道建設新聞社:路面電車ループ化土木2件の落札者決まる-6月中旬着工
2014年05月09日 19時16分
http://e-kensin.net/news/article/8101.html
(魚拓1)(魚拓2)
 入札不調が続いていた路面電車ループ化工事のうち、土木その1、その2の落札者が9日に決まった。外回り線のその1、内回り線のその2とも舗道工業が施工する。札幌市交通局は6月中旬の着工に向け、来週にも同社と契約を結ぶ。

 ループ化工事をめぐっては、これまでに2度入札を執行したが、最初は不調、2度目は応札者ゼロという結果に終わった。3度目となる今回は、土木と軌道敷設に分離し、土木はさらに内回りと外回りを分けた。
 3度目の入札でも予定価格を超過した札入れが続いたが、2件とも3回目の入札額で予定価格との開きが10%以内に収まったため、随意契約に移行していた。
 その1は応札が同社のみで、予定価格8041万円(税抜き)に対し、8000万円で決定。
 その2は同社以外に安田興業と丸周中村土木も応札していた。こちらは予定価格が8217万円(税抜き)で、最終的な決定額は8200万円となった。
 どちらも夜間工事を想定し、下水管の撤去から始める方向で調整している。
 ループ化の開業予定は2015年春で、残る軌道敷設は6月中旬の公告を目指している。


道新:札幌市電のループ化、来春開通なお不透明(05/11 19:43、05/12 21:28 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/538564.html
(魚拓1)(魚拓2)
 入札不成立が続いた札幌市の路面電車(市電)ループ(環状)化の土木工事で9日、施工業者が随意契約でようやく決まった。市はひとまず安堵(あんど)しているが、分割して6月中旬に告示する軌道敷設工事は専門性が高く、入札が順調に進むかは見通せない。目標とする来年春の開通には、なお不透明感が漂う。

 土木工事を受注したのは舗道工業(札幌)。外回りと内回りに分けて発注した工事の双方を請け負い、契約予定額(税抜き)はそれぞれ8千万円と8200万円。6月中旬に着工し、12月下旬までに完了する。

 市はこの工事で入札を3回繰り返したが、いずれも入札価格が予定価格を上回り、成立しなかった。このため随意契約に変更し、入札に参加した同社が見積もりの再提出で予定価格を下回る金額を提示したため、契約が決まった。

 ループ化は、市中心部の西4丁目―すすきの停留場をつなぐ計画。当初は土木と軌道敷設を一体化して発注したが不調に終わり、分割発注を余儀なくされた。 相次ぐ入札不調の背景には、東日本大震災復興などによる人手不足がある。中でも軌道敷設工事は道内で請け負える業者が限られる上、JR北海道の軌道トラブル関連工事に人手を取られているのが現状だ。市総合交通計画部は「情勢を分析し、一般競争以外の入札方法も含め検討する」としている。(小倉敦)


朝日:札幌市電ループ化土木工事 随契で決定
2014年5月12日09時28分
http://www.asahi.com/articles/CMTW1405120100001.html
(魚拓1)(魚拓2)

■随契でやっと決定

 札幌市中心部の路面電車をループ化する土木工事で、市は9日、札幌市中央区の「舗道工業」と随意契約を結ぶことを決めた。契約予定額(税抜)は計1億6200万円。これまで3回にわたる入札で落札者が決まらず、随意契約に切り替えていた。

 この工事は、中央区を走る市電すすきの駅と西4丁目駅間の約400メートルに線路を敷くため、地面を掘って基礎を作ったり下水管を撤去したりする。

 市は受注しやすいように外回り部分と内回り部分に工事を分けたが、外回り部分の入札に応じたのは舗道工業だけで、同社が8千万円で契約することになった。内回り部分の入札には3社が参加したがいずれも入札予定価格に届かず、その後の随意契約の見積もりを出したのは同社だけで、8200万円で契約した…以降会員記事




旅行大好きな上田市長、楽しかったでしょうねー。
視察と称しておけば税金で行けるし。
11日にアメリカから帰国し、13日にはフランスに行くそうで。

道新:米ポートランドの路面電車を視察 札幌市長、米姉妹都市を訪問
(06/09 16:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/544330.html
(魚拓1)(魚拓2)
(抜粋)
 上田市長は「市民自治や文化、芸術を重視する姿勢は、創造都市を目指す札幌に通じる。今後のまちづくりに生かしたい」と話した。

 訪問団は市長のほか、市民や経済人ら総勢90人で、8~11日に帰国する。



札幌市:平成26 年度第4 回定例市長記者会見資料(平成26年6月2日) ※pdf
アメリカ・ポートランド市等への出張について
ユネスコ創造都市ネットワーク・メディアアーツ都市アンギャン・レ・バン市(フランス)等への出張について
http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2014/20140602/documents/syuttyou.pdf
(魚拓1)(魚拓2)




延期となりました。

札幌市電ループ化 2015年春の開業を断念し半年以上延期へ 同年10月から12月の開業を目指す 2014-07-28
http://doumin.exblog.jp/20952996/



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■当ブログ内関連記事

by doumin | 2014-05-08 16:22 | 政治‐地方