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ロシアEEZ内のサケ・マス流し網漁を2016年1月から禁止へ…ウクライナ問題で「日本への報復」とする露議員も
毎日新聞:<ロシア>上院、流し網禁止法案可決 日本のサケ漁不可能に
2015年6月24日 22時14分 (2015年6月24日 23時27分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150624/Mainichi_20150625k0000m030107000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20150625k0000m030107000c.html
(魚拓)

ロシア政府発行の許可証が届かず、岸壁で待機する小型サケ・マス漁船=北海道根室市花咲港で2015年6月24日午後2時42分、本間浩昭撮影


 【モスクワ杉尾直哉】ロシア上院は24日、排他的経済水域(EEZ)におけるサケ・マスの流し網漁を来年1月から禁止する漁業・水産資源保全法改正案を可決した。下院は10日に可決済み。2週間以内にプーチン大統領の署名を経て施行される。

 日本は日ソ漁業協力協定(1985年)に基づき、毎年、ロシア側と漁獲高を決め、日本漁船によるサケ・マスの流し網漁を行ってきた。新たな国内法が施行されれば、漁業者は来年からの漁が事実上できなくなり、北海道や青森などの漁業に大きな打撃となる。

 改正案の共同提案者であるマトビエンコ上院議長は24日の審議で、「絶対に日本向けではない」と語り、日本の対露制裁とは無関係との考えを表明。日ソ漁業協力協定についても「今後も有効だ。ただし、日本の漁業者は海洋環境に悪影響を及ぼさない手法で操業しなければならない」と指摘した。

 改正法案は、流し網漁がサケ・マスなどの水産資源の枯渇や海鳥などを含む生態系の破壊につながるとして禁じる内容。国際環境保護団体・世界自然保護基金(WWF)のロシア支部が政府や議会に働きかけてきた。プーチン大統領に近いとされるマトビエンコ氏らが改正案を下院に提出していた。

 日本は「科学的根拠がなく、長年の日露の協力関係を損なう」(原田親仁・駐露大使)とロシア側に訴えていた。日本と同様に流し網漁を行うロシア極東・サハリン州政府や同州の漁業界も法改正に反対の立場だった。だが、流し網漁ではなく沿岸漁業を展開するカムチャツカ地方の漁業者や政治家が強く法改正を支持していた。

 今年の日本漁船のサケ・マス漁の漁獲割当量を決める日露政府間協議は今月11日、前年比で約7割減の1961.75トンで妥結した。大幅削減は来年からの流し網漁禁止規定との関連を指摘する声もある。


ロシア上院、サケ・マス流し網漁禁止 法案可決
2015/6/24 23:33
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS24H5C_U5A620C1000000/
 【モスクワ=共同】ロシア上院は24日、自国の排他的経済水域(EEZ)内で日本漁船などが実施しているサケ・マスの流し網漁を来年1月から全面的に禁止する法案を可決した。下院はすでに通過しており、プーチン大統領の署名を経て発効する。

 日本はこの水域のサケ・マス漁獲を全面的に流し網に依存。法案が近く発効すれば北洋サケ・マス漁は戦前からの歴史に終止符を打つ。北海道などの漁業者が受ける打撃は大きい。プーチン氏の年内訪日と北方領土問題の進展を焦点とする日ロ関係全般にも影を落とす可能性がある。

 日本はサケやマスをノルウェーやチリから大量に輸入しており、国内市場への影響は限定的とみられる。だが北洋サケ・マス漁は日ロ政府間協議で漁獲割り当てなどを決めてきた長年の経緯があり、日本政府は一方的な打ち切りは問題だとしてロシア側に操業継続を求めてきた。


The Huffington Post:日本のサケ漁が不可能に ロシア、流し網禁止法案可決
投稿日: 2015年06月25日 08時09分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/24/russia-kick-out-salmon-japan_n_7658176.html
ロシア上院は6月24日、日本の漁船も操業しているロシアの排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マスの流し網漁を、2016年1月から禁止する法案を可決した。既に下院でも可決しており、プーチン大統領の署名を経て法案が成立すれば、日本の漁船は北洋でサケ・マス漁が事実上できなくなる。ロイターなどが報じた。

ロシアEEZでのサケ・マス漁は、毎年ロシア側と漁獲高を決め、一定の料金を支払ったうえで日本漁船にも認められてきた。日本はサケやマスをノルウェーやチリから大量に輸入しており、この水域での漁獲量は全体の4%程度と、国内市場への影響は限定的とみられる。しかし、北海道などの漁業関係者が受ける影響は、年間約250億円とみられており、今後の日ロ関係にも影を落とす可能性がある。

法案の共同提案者であるマトビエンコ上院議長は、「この法案は、日本に敵対するものではない。ロシア漁船も流し網漁が禁止される」と述べ、生態系の破壊を案じての法案だとしている。しかし、ウクライナ情勢を巡って「ロシアに制裁を科す日本への報復措置だ」とするロシア議員もいる。

日本側は、生態系の破壊とサケ漁の関係は、「科学的根拠がなく、長年の日露の協力関係を損なう」と主張し、安倍首相も24日、プーチン大統領との電話会談で漁業者の懸念を伝えたが、その4時間後には可決した。


タス通信:流し網漁禁止法案可決で日本は
2015年6月25日
http://jp.rbth.com/business/2015/06/25/53407.html
ロシアの排他的経済水域(EEZ)内で日本やロシアの漁船が行っている流し網漁を禁止する法案が24日、ロシア上院(連邦会議)で可決された。北海道東部に250億円の影響をおよぼす可能性もあるこの法案の可決に、日本政府は遺憾の意を表明している。日本外務省と日本農林水産省水産庁がタス通信にこれを伝えた。

「ロシアでこのような法案が可決されたことで、日本は非常に困難な状況に陥っている。これは漁業者だけでなく、関連産業にも悪影響をおよぼすため、極めて遺憾。流し網漁禁止で直接的な影響は年間30億円と試算されている。流し網漁の中心である根室市の推計によれば、漁具の生産、加工、輸送など、この地域経済におよぼすダメージは250億円ほどになる」と日本の水産庁の関係者は話す。

 法案が成立した場合、2016年1月1日より流し網漁は禁止となる。ロシアと外国の漁船のどちらも対象。法案作成者の一人であるヴァレンチナ・マトヴィエンコ上院議長によると、この法案は「ロシアの経済の安全性維持と沿岸地域の社会・経済状況改善」を目的としているという。「ロシアのEEZ内でのサケ・マスの流し網漁は、世界の海洋の生物資源に十年ではおさまらない大きなダメージを与える」。ロシア極東地域は近年、流し網漁の即時禁止を強く求めていたという。「しかし、残念ながら、関係ロビイストから強い圧力がかかり、法案は採択できなかった。現在は状況が異なっている」とマトヴィエンコ上院議長。

 流し網漁禁止法は日本に向けられたものではないという。マトヴィエンコ上院議長は、「日本のパートナーは、これが対日本などではないことを理解していると思う」と述べた。「我が国のEEZでの漁を許可する1985年の協定(日ソ漁業協力協定)は有効であり、破棄されない。日本の漁業関係者用の漁獲割当も減らない。国際的な要求にもとづき、海洋生態系や魚の個体数に悪影響を与えることなく、文明的な方法で漁を行っていただくということである」とマトヴィエンコ上院議長。

 流し網漁とは、何十キロもの長い網を使って水面付近を泳いでいる魚をからませる方法。産卵期の群れを含む魚の群れだけでなく、海洋哺乳類、鳥類、その他さまざまな生物が網にかかる。経済および生態系に有害だと評価されている流し網漁をロシアで段階的に減らしていくという問題は、カムチャツカ地方の議員によって幾度となく提起されていた。



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■追記

サケ・マス保護で流し網漁禁止に「残念」
エコノミックニュース 6月26日(金)8時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000008-economic-bus_all


日経:根室市長「強い憤り」 ロシアがサケ・マス流し網漁禁止へ
2015/7/2 10:14
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO88765310R00C15A7L41000/
※抜粋
 ロシアのプーチン大統領が200カイリ排他的経済水域内でのサケ・マス流し網漁を2016年から禁止する法案に6月29日に署名、法律が成立したことが1日、明らかになった。関連業者が多い道東では、約250億円の経済的損失が見込まれるとの試算もある。道庁や関係団体は2日、国などに支援を求める。金融機関も資金面で支援する。


道新:ロシアのサケ・マス流し網漁禁止 道東激震 「倒産する会社も」
07/03 05:00、07/03 14:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/agriculture/1-0152530.html
※抜粋

大勢の市民らに見送られながらロシア200カイリ内へ向けて一斉に出漁するサケ・マス流し網漁の小型漁船。今季が最後の出漁となった=6月25日、根室・花咲港(金本綾子撮影)


 「来年からどうすればいいのか」―。ロシア200カイリ内のサケ・マス流し網漁を来年から禁止する法案成立から一夜明けた2日、道東の漁業関係者の間には不安が広がった。中でも水揚げの拠点・根室への大打撃は必至。来年以降、生活の糧を何に求めるのか、苦しい模索が始まる。

 「ここまでがっちり禁止されたら、どうしようもない」。根室市の中型船の船主はうなだれた。北洋のサケ・マス漁は、北方四島に囲まれた三角水域の閉鎖や公海の沖取り禁止など、規制強化の荒波を乗り越えてきたが、ついにその幕を閉じる。


■経済への波及懸念


■雇用喪失400人以上


(山崎真理子、水野薫)


朝日:ロシア、北海道のサケ・マス漁船を拿捕 最後の流し網漁
2015年7月18日19時54分
http://www.asahi.com/articles/ASH7L5SRSH7LIIPE01C.html


毎日新聞:サケ・マス漁船:ロシアが拿捕 乗組員11人無事 北海道
2015年07月18日 21時53分(最終更新 07月19日 00時49分)
http://mainichi.jp/select/news/20150719k0000m040059000c.html


NHK:ロシア排他的経済水域でのサケマス漁に幕
7月21日 4時03分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150721/k10010160241000.html
ことしが最後となるロシアの排他的経済水域でのサケとマスの流し網漁は、漁を終えた漁船が20日、北海道根室市の港で最後の水揚げを行い、かつて北洋漁業の花形だったサケマス漁はこれで幕が閉じられることになります。


プーチン大統領「日本の漁船が大きな損害を与えてきた」

ロシアのプーチン大統領は、日本の漁船も操業しているロシアの排他的経済水域でのサケとマスの流し網漁を禁止する法律を成立させたことについて「日本の漁船が大きな損害を与えてきた」と主張し、みずからの立場を正当化しました。

(中略)

こうしたなか17日には、北海道の流し網漁船が決められた漁獲枠を超えて漁を行ったとして、ロシアの国境警備局に拿捕(だほ)され、日本政府の働きかけにもかかわらず解放の見通しは立っていません。


NHK:サケ・マス漁禁止への対策
08月26日 08時01分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150826/4411401.html


HBC:サケマス漁禁止で道が支援策決定
8月26日(水)19時00分
http://news.hbc.co.jp/08261801.html


NHK:サケマス漁 支援要請と対策
08月27日 07時26分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150827/4409691.html


NHK:拿捕の漁船 十勝港に到着
09月01日 23時24分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150901/4592781.html
※抜粋
ロシアの警備当局に拿捕され、およそ40日ぶりに解放された広尾漁協所属の流し網漁船が1日夜、家族の待つ広尾町の十勝港に到着しました。


NHK:日ロサケマス漁業交渉妥結
03月27日 12時06分 ※2016年
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160327/4014231.html
日本の200海里の水域でのサケマス漁の操業条件を決める日本とロシアの政府間交渉が26日妥結し、漁獲量は去年と同じとなりました。
日本の200海里水域で毎年4月から7月ごろにかけて行われるサケマス漁は、日本とロシアの政府間交渉で操業条件が決められています。
26日妥結した内容は、カラフトマスやベニザケ、それにシロザケなどの漁獲量は合わせて2050トンで、去年と同じとなりました。
漁獲されるサケマスはロシアの川で生まれるため、日本側は資源保護の研究にあてる名目で協力費を支払いますが、ことしも去年と同じで、漁獲量に応じて2億6400万円から3億円あまりの範囲です。
一方、ロシアの排他的経済水域のサケマス漁についても協議され、ことしから禁止となった流し網漁に代わる漁の方法などは、来月以降に話し合うことで一致しました。



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by doumin | 2015-06-25 11:31 | 北方領土、樺太